けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 杜の都3:潮風に揺られて

http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20111010/1318236416
http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20111012/1318409423
の続きの話。
2011年10月9日(日):朝
7:00起床。睡眠時間2時間だったけれども、とくに酷い眠気は感じなかった。ホテルの味気ない朝飯を食い、荷物を整理して駅に向かう。ホテルに駅が隣接しているので便利だった。
まったく贅沢なことだなあ、と思いながらも、ホテルを含めた主要施設が駅から同心円状に林立している風景に、地方都市の"業"を感じた。大袈裟だけれどもね。
JR仙石線に乗って、みちのく入りしてからの今までとは逆走する形で、東方の海に向かう。大体、30分くらいかな、電車に揺られて松島海岸という駅に到着した。ちなみに仙石線の「石」は、震災の被害が甚大だった石巻
松島に行くことを決めてから、インターネットで付近の情況を調べておいた。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1457435844
被害は少なく、そういえば「松島(に点在する島々)が、津波から町を守ってくれた」という言説を思い出した。
駅舎を出て、しばらく歩いて遊覧船の埠頭に到着。潮風の匂いが強く漂ってきて、旅心が浮き立ってくる。潮風。潮の匂いを吸い込むなんて何年ぶりだろう。海からは縁遠い生活だったな。
遊覧船は、後部デッキが開放されていて、遠ざかる陸地を遠望できる。しばらくすると、船内売店で販売されているカッパエビセンによるカモメの餌付けが行われ、ヒッチコックの「鳥」かよ!的な状態になって、焦った。

携帯電話のバッテリーが残り少なくなってきたので、バッグからデジカメを取り出した*1。よーし、写真を撮りまくるぞ!と思ったら、なんだかぶっ壊れていた。ズームエラーがどうたらだと。
で、まあのんびりと船室に入り、窓から島々を観覧。様々な「奇岩」が点在していて、飽きることがなかったな。そういった島々の中には、居住者がいる島もあるそうで、震災のときはどうだったんだろう?とか、旅行者が思ってはならない不遜なことに思いが馳せてしまった。
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今回は、純粋な旅行ではなく、みちのく東北をかすっただけだったけれども、いつかまた再訪してみたい。幼少時に何回も訪れたけれども、ほとんど忘れてしまっている蔵王とかね。

*1:ここまでは、携帯電話で写真を撮っていた