経済評論家で公認会計士の勝間和代にあこがれる人のこと。幅広い年齢層の働く女性に支持されている。
勝間和代は著書で以下のように主張している。
「もし幸せになりたいのであれば、年収をあげること」*1
「年収600万円以上を稼ぎ、いいパートナーがいて、年をとるほど、すてきになっていく」*2
仕事も子育ても完璧を目指す働く女性の支持を集める一方「スーパーウーマン症候群」や「偽カツマー」なども現れている。
「効率を10倍」「年収10倍」などの扇情的なメッセージを間に受け、自分の実力以上にがんばってしまい、ストレスを溜めて体を壊してしまう。
実力がないのに「断る力」を連発し、勝間和代の本を読んだだけで勝間気取りになる勘違い社員。態度は強気だが実力と実績が伴わない。
精神科医の香山リカが「勝間和代を目指さない」と書いた「しがみつかない生き方」が30万部を売り上げた。香山リカは反カツマーで「カヤマー」と呼ばれる。2009年10月のAERA12号では「カツマーVSカヤマー」というキャッチコピーの元、勝間和代と香山リカの対談が行われた。カヤマーは。常に成功が求められ、成功するために努力が推奨される風潮を批判し「ふつうの幸せ」を説いている。
勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド (ディスカヴァー携書 022)
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)