映画「オッペンハイマー」を見た。その映画についての感想ではないが色々なことが同時に起きているのそれに関してのあれやこれやについての話である。 この映画は量子力学の話として見るならそれなりに演出も時折画面が暗くなり絡み合った糸が振動している映像が挟まれるのでイメージとして量子力学に踏み込んだ演出をしているなと感じた。 原爆開発時は確かに人間による計算で原爆は開発されていたようだが水爆開発はデジタル計算機を駆使して行われたので、ジョン・フォン・ノイマンが登場していないのは史実を知るものやIT関係者には不満の出る作品であったと思う。 アインシュタインや(ややふっくらとした)クルト・ゲーデルが申し訳程…