We can't take no more... 鑑賞後、あんなに高揚したのは久々だった。「良い映画を観た」という余韻と、「やってやるぜ、私もぉおおお」という高揚感。1%でも可能性が秘めていたラストだったからだろう。1980年のイギリス黒人の絶望感を描きながらも、観客には絶望感を残さない。「嗚呼、私はこういう映画が好きだったな」と、呼び起こしてくれた。そんな作品だ。ブルー(ブリンズリー・フォード)とロニー(カール・ハウマン)は、街中を疾走していた。別の者たちは、デカいスピーカーを車に乗せたりと、サウンドシステムの用意をしていた。途中でブルーとロニーが合流。彼らはアイタル・ライオンのメンバーだ。…