深夜に現れた神やんは ネズミの姿でした。 それから眠れなくて 本を読み始めました。 ネズミつながりで 「アルジャーノンに花束を」 ダニエル・キイス 最後の一行を味わうために 400頁をたどる本だな。 と、読むたびに思います。 初めて出会ったキイス作品は 「24人のビリー・ミリガン」 でした。 自分の中に複数に自分がいて これは良くないことだと 思っていた私にとって 著者の意図はともかく 大きな救いとなりました。 キイスの絶対的な愛 優しさのようなものを 受け取ったからです。 「書くことは 呼吸のようなもの。 書かずにはいられない。」 キイスの言葉からは 書く喜びと同時に 強い痛みを感じます。 …