]工藤かずや作、浦沢直樹作画
元凄腕の傭兵で、いまは戦闘インストラクターとして、危機に直面している市民に護身術を指導する日々を送っているジェド・豪士が主人公。
強力な銃や兵器を使わずに、身の回りのモノを使って悪漢に立ち向かうというのが面白い。
ちなみに、タイトルのパイナップルというのは、手榴弾を指している。
手榴弾の形が、果物のパイナップルに似ていることから、こう呼ばれる。
ストーリー作りや演出には、現在フリーの編集者・漫画原作者として活躍する長崎尚志も大きく携わった。
連載当初、「絵が子どもっぽ過ぎる」と、小学館の役員が会議で雑誌のページを破いて打ち切りを迫ったこともあったが、その後単行本の売り上げも好調で高い人気を誇ったという。