flash memory
電気的に消去(書き換え)できるROM。電源を切ってもデータは消えない。EEPROMを改良したメモリで、ブロック単位で消去/書き込みができるようになっている。
PC互換機では、マザーボードのシステムBIOSを格納するのにフラッシュメモリが使われるようになってきた。これはシステムBIOSのアップグレードを簡単にするためだ。EPROMの場合、PCのケースを開けて古いROMをソケットから抜き、メーカーから送られてきた新しいROMに差し替えるといった面倒な作業が必要になる。しかしフラッシュメモリなら、専用ユーティリティを実行して、フロッピーに格納されている新しいBIOSのコードをフラッシュメモリに書き込むだけでアップグレードできる。
他の用途としては、ハードディスクよりずっと高速な半導体ディスクに用いる場合がある。ただし、EEPROMと同様に消去/書き込み回数には上限があるため、特定のブロックに書き込みが集中しないよう、ハードウェアまたはソフトウェアで対処する必要がある。
ASCII24 - アスキー デジタル用語辞典より引用