‘24 1月から始まったNHK大河ドラマ「光る君へ」の初回で、いきなり衝撃的なセリフが飛び出した。ネタバレあり〉後に栄華を誇るあの藤原道長の父親・兼家はかなりの策士で、当初、長男・道隆には表街道を歩ませるべく汚れ仕事はさせず、一方で、粗暴だった(らしい)性格の次男・道兼には、「彼には一家の汚れ仕事をしてもらう」というようなことを、ドラマの中でセリフとして妻に語っていた。怖いですね‼︎ 初回でも伏線としてか、道兼のヤバイ行動が描かれたが、この人は後に、「寛和(かんな)の変」と呼ばれる、花山天皇退位出家を仕組む最大の汚れ仕事を実行させられるのであった。驚くべきは、権力の中枢にあるような上流貴族の仕…