加賀野井秀一
(一般)
【かがのいしゅういち】
（1950年5月28日 - ）
フランス哲学者、中央大学理工学部教授。高知市生まれ。1983年中央大学仏文科大学院博士課程中退、1987年中央大理工学部専任講師、1990年助教授、1998年教授。また中島義道主宰哲学塾カントでソシュール入門の講師を担当。丸山圭三郎の弟子で、モーリス・メルロ＝ポンティ、フェルディナン・ド・ソシュールなどを研究する一方、日本語論も書く
著書
- メルロ＝ポンティと言語 世界書院 1988.10
- オールリーブル 朝日出版社 1993.4
- 20世紀言語学入門 現代思想の原点 講談社現代新書 1995.4
- 日本語の復権 講談社現代新書 1999.7
- 日本語は進化する 情意表現から論理表現へ 日本放送出版協会（NHKブックス） 2002
- ソシュール 講談社選書メチエ 2004.5
- 『日本語を叱る!』 ちくま新書 2006.4
- メルロ＝ポンティ 触発する思想 白水社 2009.4（哲学の現代を読む）
共編著
- 静かさとはなにか 文化騒音から日本を読む 中島義道、福田喜一郎 第三書館 1996.1
- 「うるさい日本」を哲学する 偏食哲学者と美食哲学者の対話 中島義道 講談社 2007.8 「「音漬け社会」と日本文化」講談社学術文庫
翻訳
- 実践の記号学 L・プリエート 丸山圭三郎共訳 岩波書店 1984.12
- 知覚の本性 初期論文集 モーリス・メルロ＝ポンティ 法政大学出版局 1988.11（叢書・ウニベルシタス）
- 極限への航海 地球科学と人間 グザヴィエ・ルピション 岩波書店 1990.8
- 海 ミシュレ 藤原書店 1994.11
- 哲学者は午後五時に外出する フレデリック・パジェス 夏目書房 2000.11
- フッサール『幾何学の起源』講義 メルロ＝ポンティ 伊藤泰雄,本郷均共訳 法政大学出版局 2005