『監督』 (著者・海老沢泰久 新潮社版 1979) あらすじ 万年下位に居座る弱小球団エンゼルス。これまで監督、コーチ、選手たちは負け続けても、和気あいあいと野球をしていた。しかし、コーチのひとり広岡だけは違った。オーナーもこのままではいけないと思い、広岡を監督に抜擢する。勝つためには何が必要かを教え、実践する広岡に刺激され選手たちの目の色は変わっていくが・・・・ 主な登場人物 【広岡達朗】 主人公。彼のプロフィールや発言は実在の広岡達朗に他ならない。一応フィクションとしているが、大枠は1977,78年のヤクルト・スワローズを舞台にしている。 【岡田三郎】 エンゼルスのオーナー。ヤクルトのオー…