亀山薫

テレビ

亀山薫

かめやまかおる

相棒の登場人物。寺脇康文が演じる名キャラクターとして知られる。

新潟県出身で、実家は造り酒屋をしている。所属と階級は、警視庁捜査一課特命係・巡査部長。杉下右京からは「亀山君」、ライバルの伊丹憲一からは「バカメ」「特命係の亀山ぁ!」など、妻の美和子からは「薫ちゃん」とそれぞれ呼ばれている。

新潟県阿賀野高等学校卒業後、スポーツ推薦で大学に入学し、野球部に在籍していた。体力には自信があるゆえんである。

検事の浅倉碌郎(生瀬勝久)とは大学時代からの付き合い。星空の下で、浅倉、美和子、薫の3人でワインを酌み交わすほどの仲だった。浅倉が連続殺人事件を犯し死刑囚として収監されてから、釘を飲み込んで入院した病院の地下ボイラー室で再会する。再収監時に刑務官によって浅倉は絶命し、薫は無二の知己を失った。

大学卒業後は警視庁捜査一課に配属され、トリオ・ザ・捜一とはこの時からの腐れ縁となった。捜査一課時代に、犯人の立てこもりで自らが人質になってしまうという大失態を犯してしまう。これを契機に、捜査一課特命係に配属され、上司の杉下右京とコンビを組むことになる。

性格は短気で腰が重く、情にもろいところもある。責任感と正義感に燃える性分が警察官としての資質を担っているが、薫の性格が理知的な右京を支えている。子供と犬には好かれやすいという一面もある。

ワインなどの味の微妙な違いを当てるほど鋭い味覚の持ち主で、右京らを感心させた。*1これが事件解決のヒントになったこともある。

当時、帝都新聞社社会部記者だった奥寺美和子と知り合うと、いくつかの事件解決を通じて同棲するまでの恋仲となる。美和子がカイロから帰国すると、結婚した。

Season 7では、高校時代の親友・兼高公一(NGOペリカン代表)が、救援物資横領事件の口封じのために、富司商事の商社マン、小笠原に殺害されると、彼の組織が援助を行っているサルウィン共和国まで、薫は自ら現地の妻に親友の死を知らせにいった。

バイオテロ事件を調査中に、謎のレベル5ウイルス感染を未然に食い止めるなど、自分の命の危険を省みない蛮勇も奮うこともある。事件解決後、亀山薫はサルウィン共和国で子供たちに日本語を教える傍ら、現地語を勉強するという生活を送ることを決心した。2008年12月に退職。

妻・美和子は、一緒にいくかどうか逡巡する薫に苛立ちを見せていたが、薫が俺についてこいと言ったことで彼女もついていくことにした。彼で8人目の「相棒」となったわけだが、「お世話になりました」と右京に言ったのは彼一人である。

*1:薫が、調理済みの冷凍イカを犯人の凶器だと知らずに食べて、味がおかしいと気づいたことで、右京が犯人を特定するきっかけとなったことも。