自分の中で、詩人・草野心平の存在が大きくなってきた。とっかかりは、やはり東日本大震災と原発事故なのだが、郷里の近くにもこんな人がいたんだというところから読み始めた。先月帰省した際に、草野心平生家といわき市立草野心平記念文学館に寄りたいと思い、いわきからほぼ半日かけて行ってきた。こちらについてはいずれ書かせていただく。 記念文学館に行った際、訪れた思い出に「定本 蛙」を買おうと思ったのだが、カードが使えず現金もさほどなかったので、そこでは断念。結局アマゾンで購入した。日本図書センターが、当時の本の近い形で復刻してくれていて、入手困難というレベルの本ではなかったようだ。草野さんが書いた蛙に関する詩…