三重・伊勢神宮の日本国旗(写真:丸井 乙生) 東京五輪の延期が決定から、早7カ月が経った。 20年夏に照準を合わせていた選手達にとって、1年の延期の影響は計り知れない。 苦悩の果てに得られた東京五輪のメダルの重みは、コロナ禍を乗り越えた超一流アスリートにしか味わえない。 いつの時代も金メダルを獲得すること容易ではない。さらにようやくの想いで獲得した金メダルをなくすことも容易ではない。 そのどちらの偉業?も達成した人物が、日本人に2人いる。その1人が、1988年ソウル五輪のレスリング金メダリスト・小林孝至だ。 ソウル五輪で金メダル 1カ月後に金メダルをなくす 江戸川区の路上で発見 「置き忘れ」は…