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俗ラテン語

読書

俗ラテン語

ぞくらてんご

sermo vulgaris(羅)、Vulgar Latin(英)


民衆のラテン語。古典ラテン語ヒエログリフとするならば、デモティックに相当する存在*1

概略

もともとラテン語ラティウムに住むラテン人たちの使う極めてローカルな言語だったが、ローマ帝国に成立と拡大によって西欧全域に広まった。

文章などに残されている、言うなれば「正式な」ラテン語は「古典ラテン語」と呼ばれているが、実際に口語として人々の口から発せられていたラテン語は、それとは異なる部分のある言語だった。これを「俗ラテン語」と呼んでいる。

ローマ帝国の分裂と崩壊によって、各地にコミュニティ孤立すると、そこで用いられていたラテン語も、別の言語へと変化していった。

いわゆるロマンス語はそうして生まれたラテン語の子孫であり、それぞれの地方で様々な外部・内部の要因による変化を遂げた姿である。

*1:それは嘘だと思います。まだフスハーアーンミーヤの関係性の方が類似してると思います。