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富山ライトレール

(地理)
とやまらいとれーる

[英] Toyama Light Rail Co., Ltd.
富山ライトレール株式会社は、富山県、富山市、北陸電力、インテック、富山地方鉄道など17団体が出資する第三セクターの鉄道・軌道・乗合バス事業会社。
2004年4月21日設立。社長は粟島康夫(2014年1月1日現在)。資本金498百万円。
2006年3月1日に廃止されたJR富山港線を路面電車化して、2006年4月29日に開業した。
全面的に低床車両を導入した日本で初めての例であり、本格的なライトレールトランジット(LRT)を指向している。車両には公募によってポートラムという愛称がつけられている。

事業内容

  • 鉄道事業法に基づく鉄道事業
  • 軌道法による運輸事業
  • 一般乗合旅客自動車運送事業

など

路線

ポートラム

富山港線
富山駅北停留場−岩瀬浜停留場間の7.6km。富山駅北停留場−奥田中学校前停留場間では新たに敷設した併用軌道を使用し、その他ではJRから継承した線路を使用している。停留場数(起終点を含む)はJR時代の10から13に増えた。JR富山駅が高架化された後には、駅南側に路線を延長して富山地鉄の路面電車に乗り入れることも考えられている。

フィーダーバス

ライトレールの停留場に接続する路線バスで、ライトレールの運行時刻に合わせて発着している。運行自体は富山地方鉄道に委託している。

四方・草島ルート
粟島停留場と富山市四方地区にある四方神明町バス停との間で、列車に接続するフィーダーバスを運行している。
岩瀬・大広田・浜黒崎ルート
岩瀬浜停留場と富山市浜黒崎地区にある水橋漁港前バス停との間で、列車に接続するフィーダーバスを運行している。

運賃

ポートラム

大人200円、小人100円均一。
プリペイドICカードの「passca」で支払うと、大人170円、小人90円に割引運賃が適用される(富山地方鉄道のICカード「えこまいか」利用でも割引運賃が適用)。

フィーダーバス

大人200円、小人100円均一。
プリペイドICカードの「passca」で支払うと、大人170円、小人90円に割引運賃が適用される(富山地方鉄道のICカード「えこまいか」利用でも割引運賃が適用)。

乗継割引

passcaまたはpassca定期券でポートラムとフィーダーバスを乗り継いだ場合、2番目に乗車したポートラム、まはたフィーダーバスの運賃が100円になる。

軌道運送高度化

2015年12月7日、国土交通大臣は、富山市(軌道整備事業者)ならびに富山ライトレール(軌道運送事業者)、富山地方鉄道(鉄道運送事業者)から申請されていた域公共交通の活性化及び再生に関する法律第9条第6項の規定に基づく軌道運送高度化実施計画の変更認定事案を申請通り認定した。これによると、2020年を開業目標として以下の事柄がなされる予定となっている。

  • 富山ライ トレール富山港線軌道区間の約1.1kmの上下分離方式への転換
  • 富山駅北停留場を在来線高架下へ移設(約90m延伸)、富山駅に名称を変更
  • 一部複線化(約340m)及び停留場の新設
  • 富山ライトレールの既存軌道施設を富山市へ譲渡
  • 富山ライトレールの既存LRVの富山市への譲渡及び新たにLRVを1編成導入
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