富山地方鉄道7000形は、1957年から1965年までに 22両が導入されました。 日本車輌製造製、東京都電 8000形をベースとしていますが、車体は前後を絞っていないため、都電 8000形よりも大型に見えます。 車体の全長は 12,500mm、車幅 2,500mm、車内はオールロングシート、前面は左右に傾斜をつけた3枚窓で、その中央部下に前照灯が設置され、側面の窓は上段固定・下段上昇式で、乗降用扉は側面の前扉と中扉が設けられています。 駆動方式は吊り掛け式で、間接非自動方式の抵抗制御。 1969年にワンマン化改造が実施され、1970年には列車無線装が設置、冷房化改造は 1984年から 198…