「食料・農業・農村基本法」改正をめぐる学習会(2)「基本法」改正案の問題点を考える政府は、2 月 27 日に「農政の憲法」とされている「食料・農業・農村基本法」の改正案を閣議決定し国会に提出しました。:現在の「基本法」が 1999 年に制定され、25 年ぶりの改正です。 この間に、TPP、日欧 EPA、日米貿易協定など次々に農産物の貿易自由化を進め、日本の食料自給率は 38%まで低下しました。 近年ではロシアによるウクライナ侵攻などで世界の食糧危機が進み、世界での食料争奪戦が激化、日本はそのなかで食料の「買い負け」という事態が起こっています。今こそ、食料自給率を向上させ日本の食料は国内生産で賄…