字は徳桂。三国志の英雄(?〜208) 荊州の豪族であり、劉表の後妻である蔡夫人の弟であったため、劉表の政権下で最も力を持っていた。 姉の子である劉蒴を後継者にしようとするが、劉備が長男である劉蒅を推挙するため、劉備暗殺を2度画策するも失敗に終わる。 劉表死後は劉蒴を後継者に仕立て、曹操が南征するとすぐさま降伏し、荊州を曹操に献上。 赤壁の戦いでは曹操軍の水軍を指揮していたが、周瑜の計略により罪を着せられて処刑される。
さて、今回紹介するのは蔡瑁じゃな。字は不明なんじゃがWikiを見ると『襄陽記』に、徳珪となっているようなので採用させてもらったぞい。生没年は不明じゃな。荊州の有力豪族として、勢力を伸ばした人物じゃよ。
【ア行】韋康···曹操配下の、民政担当。涼州攻略の時に連れられる。馬超に殺られる。 伊籍···字は機伯。劉表の家臣。その後、劉備の配下。信頼できるし、誠実。痩身で涼やかな目。劉表と陳元夫人に恩を感じる。力量はあるが、野心がない。病死。死ぬ間際に法律の本と、物の値段や市場のあり方の本二冊を記す。どちらも非常に素晴らしい本。 尹貞···司馬懿の軍学の師。今は司馬懿の参謀。戦より、諜略に卓抜なものを持つ。額から右目にかけて赤痣があり、隠すために顔を右にそむける癖がある。常人では思い付かないような汚い諜略をやる。司馬家が絶対的なものとして思っており、魏のことは二の次。姜維の槍を受けて死ぬ。 于禁···…
『三国志演義』の劉備(りゅうび)は詩を作らないキャラクターです。『三国志演義』第三十四回で、劉備のことを邪魔だと思っていた蔡瑁(さいぼう)が劉備の詩を偽造して劉表(りゅうひょう)に見せ、あいつはあなたに背く気ですと讒言(ざんげん)した時、劉表は「玄徳(げんとく)と長い間いっしょにいるが、彼が詩を作ったところは見たことがない」と言って讒言を信じませんでした。 画像:横山光輝「三国志」(潮出版社)第20巻79ページ 『三国志演義』ではあいつが詩を書くなんて信じられねぇよォと劉表に思わせた劉備ですが、『三国志演義』より前に成立した『三国志平(へい)話(わ)』では劉備はいくつか詩を詠んでおります。 本…
曹操。表紙絵4枚目。着実な感じ。若い頃はもちろんですが壮年の曹操も美男です。しかし彼は苦境がつきものですなあ。 ネタバレしますのでご注意を。 孔明の帽子が???? なんぞこれ。 鉄人28号的な? ネタバレしますのでご注意を。 曹操の壮大な水軍を見て周瑜は恐怖を感じる。水軍提督だからこそ力の差が強烈に解ったのだろう。 凄い漢文調で話してしまいます、 周瑜は怖れを知る感性を持っていてそれがために強くなり出世もできたのだと思いますが恐怖心が強すぎる。英雄になるためには鈍感性も必要なのかもしれません。 が曹操もまたこの威風を見せつけながら強風で旗印が折れたことを不吉として引き上げてしまう。惜しい。この…
鳳雛とは龐統覚えました。 昔子供向け『三国志』で孔明は素晴らしい美男だが龐統は醜い男、と書かれていて劉備玄徳が孔明の方に行ったので「やはり顔か」と思ったのを覚えています。 それを思うと横山先生は情け深いキャラ造形ではないでしょうか。確かにこれを比較したら孔明がハンサムですが龐統は醜いとは言い難い。 むしろ蒋幹さんの方がイメージかもです(ごめん蒋幹さん) ネタバレしますのでご注意を。 この蒋幹さん、何のために出てきたのかな、と考えてしまいます。というかまさにドジを踏まされるために出てきていますよね。 一度ならず二度までも自ら「わたくしにおまかせを」と言って騙されてるw それを承認する曹操も曹操だ…
孔明!表紙絵2回目、と書きたいですが魯粛さんがしっかり描かれてるのでこれは1・5回目ですねw 何故魯粛さんとのツーショットなのかw 魯粛さんいいですよね。好きだー ところで現在の我々に孔明のイメージを抱かせているのはやはり横山孔明なのではないでしょうか。 『パリピ孔明』でも特にダンシングパートは明らかに横山孔明を彷彿とさせていましたよね。 ネタバレしますのでご注意を。 周瑜は自分を曹操につけようとして訪れた幼馴染蒋幹を逆に利用しようと画策する。 蔡瑁が送ってきたと見せかけた偽手紙に「曹操の首を討ち呉陣に献ぜん」と書いて蒋幹に読ませさらに蔡瑁からの密偵の知らせをわざとこそこそ話して聞かせる。 蒋…
横山周瑜はクラーク・ゲーブルをイメージしていると思うのだがどうだろうか。 そして横山先生はあまり周瑜が好きではない気がするw ネタバレしますのでご注意を。 開戦を決意した孫権だったがまたもや重臣たちの反対に遭い魯粛からは反対の反対をされどうしてよいかわからなくなる。 そこへ来た孫権の母上は「兄・孫策は外からの混乱は周瑜に相談せよ」と言ったでしょうと進言する。孫権はすぐさま周瑜を呼ぶ手紙を出す。 周瑜の妻は孫策の妃の妹なので孫権とは義兄弟でもある。この絵を見てもわかる通り(クラーク・ゲーブルを思わせる?)美男子でもあり知勇共に誉高く人気のある将軍なのだ。 周瑜の元には訪問者がひきも切らない。 こ…
もうなんと言っていいやら。表紙絵張飛登場回6・5回目。義兄の関羽が前回でやっと2・5回目ですからその差は歴然。横山先生の『三国志』のイメージは張飛なんですかねえ。 ネタバレしますのでご注意を。 這う這うの体で戻る曹仁軍を待ち構えていたのが張飛であった。疲弊しきった曹仁軍は張飛隊にここでも辛酸をなめさせられる。深追いはせず張飛は皆が待つ船へともどった。 良いね張飛。横山先生が好きになるはずね。 曹操は怒り狂う。またもや十万の兵を失ってしまったのだ。すぐさま全軍出陣を号するがひとりの将軍の提言によって徐庶を使者に建て玄徳に降伏を求める算段へと移行した。 これを命じられた徐庶は辛い立場だった。 徐庶…
関羽表紙絵2・5回目。後ろに人影がありますがこれはさすがにひとりと数えてよいでしょう。 表紙絵は関羽ですが小見出しは「初陣孔明」 そうこれから諸葛亮の怒涛の知恵攻撃が始まります。読み始めるとあまりの面白さに時間のたつのを忘れてしまう。諸葛亮の智読み進めていきましょうか。 まずは荊州の劉表の長男・劉琦のお悩みを解決する孔明。 政権争いで自分の命を狙われていると嘆く劉琦に孔明は春秋時代の晋の献公の二人の子どもの話だった。 それを聞いた劉琦は禍からは離れるのが吉と理解し自ら辺境の地の守りに赴くことを志願する。 この頃曹操は南方攻略のための作戦を連日練っていた。 曹操の耳にまたもや玄徳の「気になる噂」…
2033/11/28更新 三国志 赤壁の戦い ついに決す 前編はこちら あらすじ 解説 上岸交箭 観風得病 魯粛請医 借東風 焼戦船 華容道 鑑賞 あらすじ 後漢末。皇室の力は衰える中、北方を制する曹操、江東を治める孫権、荊州の地を得た劉備の三つの勢力が台頭していた。江東を攻めようとする曹操に対抗して孫権は劉備と同盟を結び、長江をはさんで対峙する。 呉の陣営では決戦を間近にして作戦会議が開かれる。老臣の黄蓋は水軍都督の周瑜にたてつく意見をする。他の臣下の魯粛らが止めに入って死刑は免れるが、黄蓋は棒で手ひどく打たれる。 魯粛は客人の身分でありながら止めに入らない劉備の軍師・諸葛亮を責める。諸葛亮…
ネタバレしますのでご注意を。 「三顧の礼で孔明を迎える」というエピソードは『三国志』の中でももっとも有名なものの一つですがこうして読んでみると孔明を迎えるまでには三顧の礼どころか数々の段階を経なければならなかったことが解ります。 まずは蔡瑁からの暗殺計略で「檀溪を跳ぶ」ほどの危険を冒す体験をして玄徳は自分が運命に弄ばれているような激しい疲労と後悔を覚える。 そしてその後童子の案内で水鏡先生に出会うのだ。 関羽・張飛・趙雲の勇猛さ強さは最高の武器ではあるがそれらは玄徳自身を導いてくれるわけではない。玄徳は壮年に入っているにもかかわらずいまだに基盤がなく彷徨う旅人でしかないのは有能な謀略家がいない…
中を読まずに表紙だけ見てしまったら誰?ってなりますな。 最初孔明なのかと思っていましたが、劉備玄徳でした~w表紙絵5・5回目で張飛と並びました。 後で知ったのですがこの場面は有名なのですね。 ネタバレしますのでご注意を。 時は流れた というナレーションから入ります。 前回で書いたようにやはり19巻目までが一幕という括りなのではないでしょうか。20巻目から第二幕が始まります。 若かった主人公や主要人物が壮年期に入っていきます。 曹操は着々と地位を固めています。 その基盤となったのは北方の雄・袁紹を「官渡の戦い」で破ったからである、と書かれています。 wikiで見るとこの「官渡の戦い」は『三国志』…
2024/04/27更新 赤壁の戦い 三国志 クライマックス あらすじ 登場人物 解説 群英会 蒋乾盗書 中反間計 定苦肉計 魯粛催箭 草船借箭 鑑賞 日本人にもおなじみ「三国志」の物語。そのクライマックスにあたる「赤壁の戦い」の部分を二回に分けてご紹介します。 登場人物が多く、上演時間も長いです。《群英会》《借東風》《華容道》と3時間半以上はあります。 記念公演などで各地の名優が集まって演じられることが多いです。 女性は登場しませんが京劇のさまざまな役柄が一挙に見ることができる「群戯」です。 あらすじ 後漢末。皇室の力は衰える中、北方を制する曹操、江東を治める孫権、荊州の地を得た劉備の三つの…
少し前にゼルダの伝説で「敵が放った矢を自分のものにするためのギミック」がネット上で紹介された時、それを見た人は口々に「ハイラルに孔明現る」だの「周瑜も真っ青」などと言った称賛(?)の声を上げていたが、自分はその様子(記事)を見て よくもまあここまでIQの低い奴が揃ったものだ と思ったものである【*1】。…何故か。 史実の諸葛亮は「あんな事」はやっていない。 演義だと諸葛亮は八面六臂の大活躍(?)であるが、正史だと孫権との同盟の為に魯粛に伴われて呉に赴き、開戦か降伏かで揺れる孫権を説き伏せて開戦に踏み切らせた【*2】、くらいの記述しかない。あのような「意図的に船に矢を射かけさせる」という策は正史…
味方:張繍・劉備・袁術・袁紹相手:劉表・孔融・呂布・孫策時間:1時間32分配下:夏侯惇、程普、蔡瑁、典韋、許褚、顧雍、張松、成宜、呂虔、陳珪 巧者な味方に助けられる一方で、有機的な動きができてないなぁ。 エンを牧場と罠と特殊で固めて鉄をつくれば、夏侯惇、程普、馬超が活躍できたんじゃなかろうか。3国援軍きてるから、5部隊ほど置いておけば十分かと。 張繍 袁術
三国志攻略19日目 前回は206年の1年の様子だったので今回は207年の1年に挑戦します。 前回の様子はこちらから↓↓↓ www.akinonbiri.work (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 前回国ごと引き抜いた魏延に 金1000をほどこして忠誠を上げてから1月の劉備の番に 法正に金1000をほどこして忠誠を100にして前回攻め取った40国から 五虎大将軍と司馬懿を空白地の42国へ移動させて 39国へ攻め込むための準備をします。 2月の劉備の番になり 忠誠の低い馬鉄に金1000をほどこして忠誠を100にしてから3月に 前線…