by BARBARA ORTUTAY 企業であるFacebookは、製品であるFacebookをコントロールできなくなっています。言うまでもなく、10年前に慎重に作られた、世界をつなぐことを望む善良な企業というイメージも最後の一片となっています。 元従業員が議会に提出した数千ページに及ぶ内部文書には、社内で対立する企業の姿が描かれています。そこでは、企業が引き起こす弊害に関するデータは豊富にありますが、解決策はおろか、行動に移す意志も見られません。 今回の文書で明らかになった危機的状況は、フェイスブックが日頃から善意を表明していたにもかかわらず、ソーシャルネットワークが拡大させ、時には作り出し…