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bigdecimal

(コンピュータ)
びっぐでしまる

BigDecimalは任意の長さの10進数の表現と操作のためのJavaのクラス。

概要

BigDecimalでは「整数部」と「スケール」の組み合わせで「10進数」を表現する*1。BigDecimalの表わす「10進数」の値は、「整数部」×10のマイナス[スケール]乗で求められる。
例えば、整数部が1234でスケールが3のBigDecimalがあるが、このBigDecimalの表わす10進数の値は、1234×10の-3乗である。つまり、この10進数の値は1.234となる。

四則演算

  • 足し算 - add()
  • 引き算 - subtract()
  • 掛け算 - multiply()
  • 割り算 - divide()

四則演算以外の数値操作

  • 符号を取得する。 - signum()
  • 符号を反転させる。 - negate()
  • 絶対値を求める。 - abs()
  • 比較する。 - compareTo()
  • 大きい値を求める。 - max()
  • 小さい値を求める。 - min()

BigDecimal特有の操作

  • スケールを設定する。 - setScale()
  • スケールを取得する。 - scale()
  • 整数部を取得する。 - unscaledValue()
  • 小数点位置を左に変更する。 - movePointLeft()
  • 小数点位置を右に変更する。 - movePointRight()

ほかの型への変換

  • int型 - intValue()
  • long型 - longValue()
  • float型 - floatValue()
  • double型 - doubleValue()
  • BigInteger型 - toBigInteger()

*1:スケールとは小数点以下の桁数のこと

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