[英] JMSDF DDG KONGO class
こんごう型護衛艦は、海上自衛隊が装備するイージス護衛艦。
海上自衛隊に配備された初のイージス艦で、アメリカ海軍以外が初めて保有したイージス艦でもある。1隻あたりの価格は約1,223億円。
米海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦と同等の能力を持ち、国際的には、「ミサイル駆逐艦」に分類される。
ただし制御ソフトウェアは、米国の最新版より2バージョン程度前のものを使用している。
また年間の保守費用のほとんどは、この制御ソフトウェアのライセンスと管理保守に充てられているらしい。
基準排水量 | 7,250t |
満載排水量 | 9,485t |
全長 | 161m |
全幅 | 21m |
機関 | COGAG方式,2軸推進(100,000PS) IHI製LM2500ガスタービンエンジン4基 |
速力 | 最大30ノット以上 |
燃料 | 1,785t |
航続距離 | 6,000海里(巡航速度:20ノット) |
電力 | ガスタービン発電機(出力:2500kw)3基 |
乗員 | 300人 |
主要兵装 | VLS 90セル SSM4連装発射装置 2基 OTOメララ127mm54口径単装速射砲 1門 CIWS 20mm高性能機関砲 2門 68式324mm3連装短魚雷発射管 2基 |
艦番号 | 艦名 | 建造 | 起工 | 進水 | 竣工 | 所属 |
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DDG-173 | こんごう | 三菱重工業長崎造船所 | 1990年5月8日 | 1991年8月26日 | 1993年3月25日 | 第1護衛隊群第5護衛隊 |
DDG-174 | きりしま | 三菱重工業長崎造船所 | 1992年4月7日 | 1993年8月19日 | 1995年3月16日 | 第4護衛隊群第8護衛隊 |
DDG-175 | みょうこう | 三菱重工業長崎造船所 | 1993年4月8日 | 1994年10月5日 | 1996年3月14日 | 第3護衛隊群第7護衛隊 |
DDG-176 | ちょうかい | 石川島播磨重工業東京第1工場 | 1995年5月29日 | 1996年8月27日 | 1998年3月20日 | 第2護衛隊群第6護衛隊 |