横山雅彦さんという存在は知らなかった。現在は、関西国際大学の准教授だが、予備校や英会話学校で教えてきた人だ。横山さんがどのように英語と出会い、学んでいったのか。副題に「私はこうして英語を学んだ」とあるが、近年やたらと唱えられている英語4技能に当てはめれば、この人は「聞く」「話す」をメインにして、英語を身に着けた人のようである。読んでみると、言葉は悪いが、確かに「バカ」である。畏敬の念を抱くほどに。 英語バカのすすめ (ちくまプリマー新書) 作者:雅彦, 横山 筑摩書房 Amazon いまでこそ英語教育の世界を俯瞰できるようだが、英語に出会った当時(中学生あたり)は音声を入口に出会ったようだ。耳…