これはいったい誰が言い出したのか――「無効」の決議案採決へ 住民投票 国連安保理

なんかブログを整理していたら。
３月に下書きしたまま、公開していない記事があったので。
出してみました。

正直、この問題はいまだに何がどうなっているのか分からないことが多くて。
ニュースは追いかけていたのですけど。なるべく近づかないようにしていたのですけどねぇ……
さすがにこれはどうかと、呆れてしまい……書かずにいられませんでした。

【ウクライナ情勢】「無効」の決議案採決へ　住民投票　国連安保理 - MSN産経ニュース

2014.3.15 08:01

　国連安全保障理事会の複数の外交筋は１４日、ウクライナ南部クリミア自治共和国のロシア編入の是非を問う住民投票は無効だとし、結果を受け入れないよう各国に求める決議案を１５日、採決にかけると明らかにした。
　ロシアは安保理常任理事国で拒否権を持つため決議案の否決は確実視されている。しかし、欧米側は、クリミアで実効支配を強めるロシアに圧力をかける狙いだ。１５日の採決はロシアがどこまで孤立状態に追い込まれるかが焦点。
　１６日に住民投票を控え、米国などは外交解決を模索中。ケリー米国務長官は１４日、ロンドンでロシアのラブロフ外相と会談した後に記者会見し、ロシア側は住民投票まで対応を決めないとの説明を受けたと指摘、交渉の余地は残っているとの認識を示唆した。（共同）

これは誰が言い出したことなのか、でまったく意味が異なりますよね。
当事者たるウクライナが、クリミア半島の住民と話し合う時間がほしいので、決議を認めないで欲しい、と発議したというのならわかりますけど。
ウクライナ以外の国が言い出したのなら、立派な内政干渉で、
クリミア半島の住民からしたら、「なぜそんな決議に縛られなければならないのか」「民族自決は建前か」と猛反発が起きることは必死です。
案外それを狙って、軍事紛争を激化させたい国があるのか……

まあ、それはそれとして。
ニュースではケリー国務長官が、ロシア外相との対談でクリミアの高度な自治を認める提案した、ロシア側はそれについての交渉を「独立の是非を問う住民投票」の結果が出るまでは一切拒否した。
とありますけど。
ロシアは、住民投票が出た後で、この提案を受け入れるのではないでしょうか。
クリミアの編入が国際社会からすんなりと受け入れられないのは、ロシアも承知の上で。
非道いことにはならないだろう。と思ったら。
全然予想が外れて、武力紛争が激化し。戦争一歩手前の状況まで進んでしまいました。

正直、この記事を書いた３月には、そこまで行かないと思ってたんですけどねぇ。
ロシアの理性的な行動にかなり期待していたのですけど。
戦車を投入して、地上戦がいつ始まってもおかしくない状況で。にらみ合って。
うーん……政治って難しいですねぇ。
理屈じゃないんだなぁ……
損得でもないんだねぇ……

個人攻撃よりも制度の改正が必要だと思うのです――切手代に１７５万円 野々村県議、「出張」日に購入も

この人を許せ、と言ってるのではありませんよ。
今や、世界中に動画が拡散して、一躍『時の人』になってしまった兵庫県の泣き虫県議ですが。
叩けば叩くほどホコリがボロボロ落ちてくるようで……

【号泣県議の政務活動費疑惑】切手代に１７５万円　野々村県議、「出張」日に購入も - MSN産経west

2014.7.7 17:54
　兵庫県の野々村竜太郎県議（４７）＝無所属＝が政務活動費から不自然な出張費を支出した問題で、議員が平成２５年度、政務費から切手代に約１７５万円を支出し、出張したとする日にも購入していたことが７日、収支報告書の記載で分かった。
　収支報告書によると、野々村議員は主に大阪市や神戸市の金券ショップで切手を約１３５回購入。城崎温泉（兵庫県豊岡市）に出張したとする昨年８月２９日には、大阪と神戸で別々に購入していた。
　３日連続で２万円以上の切手を購入したり、１日のうちに複数回購入したりしたこともあった。いずれも使用目的などは書かれておらず、１日の釈明会見では切手代についても説明を拒否した。
　このほか、近所のスーパーなどで数百円以下の買い物をした際のクレジットカード明細書も領収書として提出。品目についての記載はなかった。
　議会事務局は、出張費と合わせて収支報告書の提出前に説明を求めたが、明確な回答がなかったという。

年間１９５回の日帰り出張とか。どんだけ出歩いているんだよ。アホちゃうか、と。
歩き回る事が仕事とちゃうぞ、と。
小一時間ほど問い詰めたいところですけど。
そんな事をしたら、また泣きじゃくるのでしょうね。

さてさて、
この手の話は、今まで何度も出ていて、そのたびに個人が吊し上げられるのですけど。いっこうに改善しません。
私としては、政務費の清算を議会から切り離して、税務署の管轄にし、確定申告制度を利用して清算する形にしてもらいです。
もちろん、手続き、経費の細目も現状の申告制度をフル活用して、それに当てはめます。
日本には、その手の仕事に非常に有能な能吏集団が存在しているのですから。素人の付け焼き刃に任せるよりも、超一流のプロ集団に丸投げしてしまう方が、合理的で無駄も省けるのではないでしょうか。
不明な使用については、返還もしくは脱税扱いにして追徴金を課す、とか。
それなら、綱紀も粛正されると思います。
懸命な議員様方におかれましては、是非ともそのような法案を作っていただきたいですね。