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ここのところ勉強ばかりしている。学生のようだなと思うこともある。 (研究者が勉強を止めたらお終いだし、勉強だけでもダメだ、 という小川さんの言葉(意訳)は正しいのだろう。 cf. 8/6/2002) では、学生と、年季の入った研究者(自慢じゃなくて愚痴)の違いは何だろう、と思ったりする。 勉強って潜水(素潜り)みたいなものだという気がしている (一方で、海底から海面を目指す積み木のようだとも思うけれど)。 この場合、息の長さが、つまり 「よし勉強しよう」と思って、「この辺りでいいかな」と言って切り上げるポイントが、 学生さんとの違いかな。 小刻みに潜ることも有効かもしれないが、ある時は頑張って深く潜る必要もある(と思う)。 「プハッ」と水面に顔を出した時に、 フワフワ漂ってた海藻を手にしているか、海底にあった宝を手にしているか。 この潜りの過程は個人的なもので、人は海面から出たものしか見えない。 しょっちゅう顔を出してるけど同じようなところをプカプカしているよりも、 なかなか海面に出てこないけど前いた地点からずっと前進したポイントに浮上したいものだと、 常々思っている。簡単なことじゃないけれど。 海面を泳いでいるだけ(で、自分で潜らず、浮かんだものを集めるだけ cf. 6/25/2007) な人にはなりたくない。
サマリー:研究について。
12/27/2002: 「氷山」というたとえ。