水戸街道は千住宿を基点とし松戸宿〜取手宿〜土浦宿を経由して水戸までの距離約116kmをいう。今回土浦に行く機会があったので荒川沖から土浦までを歩いてみることにした。
常磐線の荒川沖駅で下車し、西口を少し進むと天満神社にでた。ここから旧街道をたどった。案内標識はなく、ときおり街道筋にみられる旧家で街道を感じる道程であった。
天気は晴で風もなく1月としては暖かかったが日陰にはうっすら雪が残っていた。土は黄土色の関東ローム層であった。車載カメラ耐久試験で「洗車ブラシに関東ロームをつけてこする」という項目を思い出した。
比較的平坦な道をすすみ2時間で土浦に達した。今回は放射線測定をしながら歩いた。場所により少し違うが6箇所の平均は0.14μSv/hであった。
土浦では友人から街の話を聞くことができた。かつては霞ヶ浦と利根川水系を使った水運がさかんで土浦も港で栄えた街であった。鉄道やトラックのない時代、船で土浦、佐原、野田、江戸を結ぶルートは重要だったという。
【記録】 2014年1月24日
11:33 荒川沖 天満神社発
12:19 大川橋
13:00 愛宕神社(休憩:3分)
13:19 銭亀橋
13:33 土浦宿 まちかど蔵 大徳 着
所要 2時間00分 (うち休憩3分) 距離 7.5Km
武家屋敷風旧家(中高津)
愛宕神社(かやぶき屋根)
雪が残る(愛宕神社前)
銭亀橋より土浦市街
土浦宿 蔵屋敷