報國挺身日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2013/04/22

[] 「最後の証言」の変更点 (3) 00:59

第一章から参考文献まで全部終了したので、以下に置いておく。

http://www.geocities.jp/kosako3/shimoyama/saigonosyogen_diff.sjis.txt

伊藤律については、「日本の黒い霧」に注釈を付けなければならなくなったことからも明らかなように、スパイ説は完全に崩壊している。矢板玄が本当にスパイだと言ったとしても、矢板玄の証言が信用できないことがはっきりしただけではないか。

但し、あるGHQの高官と伊藤律が会っていた(スパイという意味ではなく)ことは、伊藤律自身が認めているということは最近見つけた。(「生還者の証言」145p)

矢板玄の証言よりも気になるのは、「最後の証言」の書き方から考えると、柴田哲孝は伊藤律スパイ説が崩壊しているのを知らないで書いていたのではないかということだ。「最後の証言」の単行本が出たのが2005年なのに、そんなことがあるのだろうか。

生還者の証言―伊藤律書簡集

生還者の証言―伊藤律書簡集

[] 『偽りの冤罪』出版記念講演会 00:29

4/20、白鳥事件『偽りの冤罪』出版記念講演会に行ってきた。

昨年の「白鳥事件60年目の真実」と同じ明治大学リバティータワーで、講演者は宮崎学、渡部富哉、篠田正浩、伊藤淳。

映画監督の篠田正浩は、ゾルゲ事件に詳しいという理由で呼ばれたのだろうか、講演時間が一時間もあったのに15分オーバーして、しかも詰まらない話をしていた。

伊藤淳氏は、北京に伊藤律を迎えに行ったときの様子と、松本清張「日本の黒い霧」について文芸春秋と交渉した結果の報告。(文芸春秋が注釈を付けた改訂版を出すことで決着)

宮崎学の話が一番面白くて良かった。講演時間が30分しかなくて明らかに時間が足りないにも関わらず、終了時間が来ると自分で話を終わらせた。

どうでもいいことだが私は90年代後半の時期に、宮崎学のホームページをよく見ていた。グリコ・森永事件の犯人「キツネ目の男」として疑われたことをパロディにして、グリコのマークで飾ったり、「けいさつのあほどもえ」と書かれていたのが面白かった。そのホームページの中に、「正義を叫ぶ者こそ疑え」という言葉がキャッチコピーのように書いてあった。その後、世の中で何か起きると、この言葉を思い出すようになってしまった。

2012/11/04

[] 「最後の証言」の変更点 (2) 12:35

前回は三章までアップしたが、今回は四章まで終わったので、以下に置いておく。

http://www.geocities.jp/kosako3/shimoyama/saigonosyogen_diff_20121103.sjis.txt


追加、変更は沢山あるが、事実関係として意味がある所は、「Iという関西料理屋」が「出井という関西料理屋」に変わった点、柴田哲孝の母親の年齢が一歳増えた点(数え年によるものか、単なる間違いか判らないが)くらいか。

第五章は結論が変わっているのだから、大幅に変更があるかもしれない。

2012/09/30

[] Check Mate at TOKYO 22:29

羽生二冠とAlmira Skripchenko(フランスのチェス女性チャンピオン)のチェス対局イベントが渋谷ヒカリエであったので行ってきた。

20120930120403

持ち時間30分の切れ負けルール。一局目は羽生の白番、二局目は黒番で、結果は二局ともドローだった。


今年もLPSAの詰将棋カレンダーに作品を一つだけ応募していた。

今回で三年連続掲載になった。どれも駄作の五手詰だけど。

日めくり詰め将棋カレンダー2013

2012/09/29

[] 「最後の証言」の変更点 16:13

文庫本と単行本でどこが変わっているのか正確に把握するために、読み比べながら違う箇所をメモしていく作業を続けている。

五月の連休中から始めて、昨日三章まで完了した。気が向いたときに数ページ進めるという感じなので、今年中に終わりそうもない。それで、三章までの内容を以下に置いておくことにする。

http://www.geocities.jp/kosako3/shimoyama/saigonosyogen_diff_20120928.sjis.txt


四月に白鳥事件の講演会で渡部富哉の話を聞いたので、「最後の証言」を読み直していくうちに伊藤律に関する記述が気になった。

矢板玄の証言では、伊藤律がスパイ行為をしていたと書かれており、大叔母の寿恵子の証言では、伊藤律(と思われる共産党の大物)が矢板玄から金を貰っていた(昭和22年末から昭和23年の間)と書かれている。

このようなことが実際にあったとは信じられないのだが、そのことについて誰か書いていないのだろうか。

(柴田が矢板玄にインタビューしたのは1992年の早い時期である。渡部富哉「偽りの烙印」の出版は1993年。)

2012/05/01

[] 鍵のかかった部屋 00:38

将棋がテーマになっていると聞いたので「鍵のかかった部屋」というドラマを見た。

こういうのは大抵、「将棋である必然性が全くない」とか「話として無理がありすぎる」感じになってしまうものだが、そんなこともなくテンポが良くて面白かった。

密室に残された局面は以下のようになっていた。(番組ホームページの図とは2三歩が違っているが、歩の数が18枚になるのでこちらのほうが正しいのではないか)

20120501001749

この局面の1六桂が、他のプロ棋士の誰も気付かなかった絶妙手という話になっていたのだが、実際には1六桂しか受けがないので誰でも気付く手。

もしこれを、佐藤康光が指した今年一月の王将戦第一局、二十五手目「5七玉」の局面にしていれば、将棋ファンからも絶賛されるドラマになっていたのではないかと思った。