kmiura2004-07-11

仕事終了して金曜夜から日曜の朝まで飲み続け。土曜はid:svnseedsid:sujakuさん、id:hizzzさん、おれカネ先生、noguさんと南インドカレー&飲み。ラッシ(でしたっけ?)なるスープ、トムヤムの高貴バージョンのごとき繊細さに南インドの懐の深さを妄想。最後に行った飯田橋の沖縄料理店「大ちゃん」は途中から参加のapoさん@id:Mangamegamondoのご案内。ミミガーおよび海ぶどう乱れ食い状態で感動しつつ前後不覚になるシアワセ。みなさんどうもありがとうございました。それにしても博覧強記な人がこれだけ集まると笑いが絶えず、やはり凄かった。

参院選

速報で当確が出始めたころに官邸を出たコイズミ首相にぶらさがり記者が「今回の敗北の責任は?」と問い、首相は即座に「関係ない」と答えていた。「カンケーねーよ」という中高生並のふてくされ呟きをこの国の首相はためらいもなく使用した。たぶん、この言葉はコイズミ首相の本質である。選挙は関係ない、のだ。

関係ない、かもしれないが、さかのぼることちょうど一週間前に、長野の某所で私はブルーベリーを摘んでいた。知人の知り合いが農家で、いくらでも摘んでよい、とのことで、農家を夕方に訪れ、1時間ほど採取に没頭した後に麦茶が供された。軒先で私は主人としばし雑談をした。主人は、君、選挙に興味あるかね、ということばを皮切りに、自分が推している自民党候補を私にも一票入れろ、と言い始めた。タダでブルーベリーを摘ませてもらった手前なんとなく悪いなあ、と思いながらも私はイラク戦争に対する現政権の方針に反対であるという自分の立場を説明した。しばし議論になった。主人は少々気分を害したようだった。双方はしばし沈黙してしまった。結論として主人は「政治は難しいからねえ」と述べた。いや、それは関係ない、と私は心の中で思ったが、さすがに口にはだせなかった。

もしかしたら関係があるのかもしれない。政治はそもそも、そんなにやさしいことではないはずだ。それに比して、首相の言葉はあまりに軽い。

 キモノアロハ

アロハの源流は日本の着物であるという話を先日書いたのだが、そんなわけで着物柄のアロハをid:eri-wが教えてくれた専門店に行って買ってみた。店員に教わったのだが、アロハの源流に着物がある、ということは、日本の着物産業が、どちらかというとその事実を隠蔽した、という経緯があるのだそうだ。着物の名に恥じる、ということらしい。これまたなんとももったいない話。