■企画コンセプト:  『売れる!映画館限定販売グッズ』

■企画タイトル:
 「ガールズ&パンツァー 劇場版」


■企画コンセプト:
 『売れる!映画館限定販売グッズ』

パターンA:書籍・資料系(ムック、設定資料集、原画集、絵コンテ)

パターンB:作品グッズ系(イラストがプリントされた容器付きのポップコーン、アクリル製のスタンドポップ&キーホルダー、戦車のプラモデル)


■必須記載項目
 1,あなたがなぜその商品を制作したいのか。
 2,なぜ売れるのか?
【パターンAに関して】
映画のパンフレットを買う場合などもそうですが、劇場で作品を鑑賞した際にその作品についてより知識を深めたいという思いは
作品を好きになった場合どのようなお客様にも当てはまると思います。
アニメのムック本や設定資料などテキスト系のアイテムは書店で購入することが容易ですし
最近はBD/DVDの特典として封入される場合も多くなっています。
ですが、映画を鑑賞後すぐに作品に対しての思い入れが高ぶっている状態で
作品の情報を補完する資料が劇場限定で販売していたとしたら、やはり欲しくなると思います。
映画をきちんと鑑賞した上でグッズを購入するという相乗効果の売り上げも見込めます。
さらに殊ガルパンに関して言えば幅広い年齢層のファンに受け入れられている作品ですので
このような高額なアイテム(書籍は基本的には2000円前後のアイテム)を購入していただく土壌が十分に出来ているとも言えます。

【パターンBに関して】
映画館限定販売ならではのグッズということで提示させて頂きました。
基本的には他の作品でもよくある系統のグッズだと思いますが
ガールズ&パンツァー 劇場版」に特化したものということで先に展開しているTVシリーズOVAとは差別化を図り
それら既存商品とは別のイラスト素材、デザインを使用してグッズを制作したいです。
新規描き下ろしの場合は過去のシリーズと明確な差別化を図るようなモチーフ(劇場版にしか出てこない、キャラ、コスチューム、戦車など)を使用したもので制作。
設定資料やスチールなど本編素材を使用しグッズに起こす場合は、当然ながら過去シリーズで流用されていないものを選定。
第2期や劇場版など、同名のタイトルで新たにバージョン違いのグッズを制作する場合
明確にシリーズ毎の違いが分かるようなデザインにしなければ無意味だと思いました。
既に同じようなグッズが市場に流通している状態で新たにグッズを制作するわけですから
既存商品との差別化には細心の注意を心がける必要があると思いますし、逆にそれさえ遵守していれば
新規商品であれどファン心理に訴えかけるアイテムとして確実な売り上げが見込めると思っています。

<商品の具体例>
イラストがプリントされた容器付きのポップコーン・・・劇場版のために新たに描き起こされた新規版権などを使用。過去シリーズで使用されている既存のイラストは使わない
アクリル製のスタンドポップ&キーホルダー・・・劇場版の設定資料からキャラの立ち絵などを使用(過去シリーズで使われていたものの流用はNG)
戦車のプラモデル・・・劇場版にのみ登場する車両を使用、あるいは既存商品との差別化を考慮しプラスチックの成型色をクリア系にした商品なども検討

Zガンダム色々

8年ぶりくらいにZガンダムの1話見返したけど作画の仕上がり凄い良いな めっちゃ頑張ってガンダムのテイストを意識してる。
直前までエルガイムでカッ㌧だ動き書いてたチームがここまで情感のある芝居にシフトできるのは凄くないですか あと三枝さんの音楽が心地よすぎて泣ける。


11話の北爪回痺れるくらい上手い ファが可愛すぎる


15話、北爪回のアウドムラの書き込みがめちゃくちゃ良い
何か未来少年コナンみたいな作画になってる もといぎさん?もしくは仲さん
惚れ惚れする出来 ここまで見ていて一番良かったメカ作画だMSじゃなくて輸送機だが
15話わね、作画での芝居がきちんと作品の情報として消化されてるのが素晴らしいす。
Zガンダムはスタッフ間の伝達不足のせいで作劇が何を語りたいのか意味不明になってる箇所がとても多い。
そういうノイズが逆に魅力になってたりするわけだけど。
15話はとても分かりやすく作られてて絵も綺麗


Zの19話のカミーユがフォウの説得に失敗する辺りからのメカ作画ちょっと上手すぎないですか?
それまでと全然違うパキパキした立体と中抜きエフェクトが0080の磯ケンプファー戦みたいなんですけど
誰なんですかこれ(唖然)
この回は全体的にキャラの服の皺が10年先行ってる
ラストのミライがベルトーチカの肩から何かをつまんで捨てる動作が
多分ゴミでもついてたんだと思うけど、実際の画面だと何もつかんでないのでよくわからない・・・



あとZとZZに関しては内田順久さんが本当に全話のメカ修正の仕事をされてるのか教えて欲しい。
普通に回毎にムラがあるし、でも北爪さんはメカは殆ど描いてないと言うし。
キャラ作画は瀬尾さんの回安彦タッチで作画されててすげえ上手いですね。
35話は全篇山下調のメカが炸裂してて激しいですね、ノンクレ多いはず 主にダブの人?


Zガンダムが凄いなと思うのは富野監督以外、少なくとも脚本・演出・作画のセクションはおそらく当時ほぼ全員が20代前半であったということ。
失敗してる部分もあるとはいえ、あの複雑怪奇な物語を50本も作りきったというのはちょっと今の感覚では想像つかない。


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Zガンダムは前半と後半で作風分かれる説を唱える人っているのかな。
演出の方も述べてたけど監督が脚本をガッチリ固めてた前半と後半ではやっぱり情報の密度が段違いだと思う。
前半はダンバインの東京上空までに近い印象で、個人的にはとても見応えがあった。
後半は物語を収束させる力量が足りない。

ただカミーユというキャラクターは日本アニメ史の中でもとても魅力的な主人公だと思っていて、彼のために最後まで見届けることが出来たのは間違いない。
彼のキャラ造型は、自我の捉え方が良い。優れていると思う。
そのたたずまいだけでも多くのドラマ性を孕ませているとおもう。

今は亡き・・・

あるけど。
中野ブロードウェイの4階に細々と店を構える、セル画ショップ「コミット」。
ぴえろプラス(旧・スタジオ旗艦、アームス)作品のセル画を中心に他社の作品含めた商品が沢山置いてある。
一昨年くらいに看板?だけリニューアルして、りんしん氏のオリジナルキャラのイラストが外されてしまった。以下に掲載。現在これを残しているのは自分だけだとしたら、悲しいなあ。
昔はこれの下敷きとか、売っていたのだろうか、今でも(2016年現在)店にはワーズワースの下敷きとかは置いてあるけど。




クロムクロは真面目に作りすぎてて損してる、もったいない。

クロムクロ1話見終わった
何これ、カバネリとは全然違う物量と動画仕上げの丁寧さだな
あっちは既に歪がきてるけどクロムクロはこれで2クールいけるだろ
何よりあのJKの身体つきが最高すぎる、何あのエロい歩き方は
デザインや表情付けはアニメのプラネテス参考にしてそう、それに加えて凪あす以降の石井ゆりゆりのセンスが倍増した感じ

クロムクロ2話見た
天才良い仕事してんなあ
つうか1話も2話も歩き走りのカット多すぎてコンテ鬼だな
これにちゃんと答えられるPAがまた凄い
あとやっぱ石井ゆりゆりの表情付けが最高

クロムクロ3話見た
全然クオリティ落ちない
しかも許蒴ロボアニメ演出初めてなのに申し分ないし
あと良い意味で内容がないのに尺の配分に凄く気を使ってるから見ててダレないし、疲れない
美少女作画でねちっこく体感時間を長めに取ってそのあとのメカアクションでスカッと終わるっていう今までにないロボットアニメの構成が3話まででどの話数も上手く言ってる
メカものとしての一見さんお断り感を常に取っ払ってるし、これなら若いオタでも見られるわ
天才はマジで天才かよ

クロムクロ4,5話見た
安定安心すぎる
ストーリーとしては身の丈に合わないことを敢えてやってないところが良い
ガールズトークが弱いながらも健闘しているところは
出崎アニメなんかの人同士のコミュニケーションを描く本質を思い起こさせる
ここらへんは堀川の趣味かもしれないなあ、何せよロボアニメ好きじゃない人に敷居を下げて頑張ってて頼もしい仕上がり

カバネリの画・これだけは言わせて

スタイルとして見ると、えらく古いと思うし、洗練されてない。
今の世代のアニメーター達が描きなれてないものだから、いびつな絵になってると思う。
とはいえ今の若い視聴者がカバネリのビジュアルを受け入れていることに、僕的には少なからずアニメを受容する日本人のイビツさを感じてしまう。
価値基準がたぶん、大半の若者にはないのね、最新のものであるとお上から提示されれば疑いようもなく受け入れてしまう、それが今の日本のアニメ・マンガ・ゲームのビジュアルの指針になりつつある。
思えばオタク的な感性が薄れてきたのかもしれない、普遍的になりすぎたから。
カバネリは確かに撮影や仕上げの効果でパッと見は今風のアニメにも見えなくはないから絵としての違和感はないかもしれない、だけどあのスタイルを最新のモノであると信じて疑わない若い世代がいるということは、知っていて楽しむのと、知らないで楽しむことの違いが分からないと言うことだ。
つまり、アニメオタクは本当に希少な存在になりつつあるのだ。
今年そういった点で、僕の中ではカバネリショックというのは確かにあった。

魅力ある成年向け漫画とは

成年漫画とは何かということを自分なりに改めて考えるとなると、自分の嗜好を大前提として踏まえた上で、
かつ自分が正しいと思うものを信じるしかないという結論になりかねない。
成年コミックは昔からある程度読んではいるが、そもそも「複合芸術としての漫画という媒体を前提にして成年漫画を評価する」ということになるならば、
それは作品自体の魅力を総合的に鑑みることが真っ当だと思う。
反面、成年向けという要素をより考慮するならば、それ相応の用途としての充実度、要するに読者が性的な欲求を満たすことができるか否かに、より大きなウェイトを占めなければならないという部分も当然ある。
ではあるが、幼少の頃からモノづくりに憧れてきた僕にとっては、そこに全てを委ねるわけにはいかない、任せきってはいけないと思ってしまうのが性である。
単に性的欲求を満たすためだけに、成年漫画ひいては成年向けのメディアは存在し得るのか?いや、そうは思いたくない。
そういう意味で言うと、過去に自分が読んできた成年漫画の中で魅力があると言い切れるような作品というものは確かに存在する。
それは成年ジャンルとしての性的な描写を、作品の内容にいかに上手く組み込まれているか、これに尽きると思う。
程度の差こそあれ、作品というものを人間が楽しめるものに仕上げる以上、性的な描写ほど万人にとって分かりやすく目に留まるものはないと思える。
だからこそ成年ジャンルにではないにせよ、漫画などでは女性キャラのシャワーシーンなどが、作品の前後の脈絡から何ら関係ない場合でも挿入されることは少なくない。
しかしそれは多くの場合、読者の性的な欲求を満たすためだけの割り切ったサービス描写になってしまっており、作品から剥離している場合が少なくないのだ。
その延長線上に存在する成年ジャンルとして、漫画ならば成年漫画として認められ、出版されているものが今も数多く存在する。
だが、僕自身はそれらを作品として程度の高いものとして認めがたい、というのも、そういう自己の価値観を大事にして、漫画も成年漫画も楽しんできた節があるからだ。
自分を認めさせてあげられるある種のものさしがあって、それに合致しないものとして存在する、性的欲求を満たすだけの成年漫画というものも依然として存在する。
もちろん、自分が性的欲求を満たしたいがためにそれらを利用させていただく場合もあるのだから、全否定することは出来ないし、世にあって欲しいものではある。
ではあるが、それを作品として認めるか否かということになってくると、この場合、作品として魅力のある成年漫画であることを認めるか否か、ということにもなってくる。
その場合にそれらは当てはまらないと言うことなのである。
話を戻すと、僕が魅力を感じる成年漫画として、あって欲しい理想形というのは確かに存在する。
性的サービスをしっかりと作品の内容に組み込んでいる作品、つまり、このエロシーンがなければ、この物語は成立成しえないと言い切れてしまう作品である。
それは作品の芸術的な評価にもコミットしてくるため、エロ描写が作品の魅力を付加する確かな要素として担保している。
そのような漫画を魅力のある成年向け、成年漫画であると僕は定義づけたい。そして、成年漫画であれど作品を作り続けることはやはり尊いことなのだと他者にも言わしめたい。
そういう気分があるし、そういった感覚を自分で大事にし、今後も育んでいきたいと思っている。

破邪巨星Gダンガイオーを見た

色々見るべき箇所が多くて視聴して正解でした。
昔からキャラデザイン・総作監の山田正樹さんの絵が好きで、『ランジェリーズ』とかも好んで見ていた流れで今回視聴したのですが、この作品は作画に関しては全編非常にアベレージが高く、今みても全然遜色ありません。
当時(00年代前半)のTVシリーズって極一部を除いてクオリティに非常に難のある作品が多かった印象なのですが、これに関しては凄まじい安定感だった。
なんてったって総作監のお二人の仕事振りが素晴らしい。特に高岡じゅんいちさんは全話数、殆ど全部のキャラクターのカットに手を入れてる印象で、それがカッコいいのなんの。
自分は結構前から高岡さんも気になっていて、特にキャラクターの作画に関してはここぞと言う時に湖川友謙リスペクトな作画をされる方という認識だったのですが、けだしこういうロボットアニメだとそれらの持ち味(アップショットの煽り、俯瞰など)が自重することなく存分に出せていて、とても良かった。



彼は与那嶺軍司ってキャラクターなのですが、個人的に凄く気に入りました。
作劇にはあまり生かせられた印象がないのですが、アニメーションのキャラクターとしては出色の出来だと思う。
作中では40歳の設定だそうですが、その風貌や落ち着き具合、C.V青野武さんの声で自分は70歳くらいを想定して見てました。むしろそうであってほしかった。
齢70歳くらいの割になかなかハッスルした老指揮官として見れば、碇ゲンドウとの差別化はもちろん、キャラ単体として非常に魅力的だと思う。
そもそもこの主役ロボ・ダンガイオーを擁するアヴァルダという組織は、通信系統などオペレーションを司る部署にはどうも若い女性しかいないようです。対して男性職員は白兵戦などの直截な戦闘分野を任されていた。
なんというか、所詮はマンガアニメだし、うら若き女性を戦いの最前線に出すというのは現実的に考えればまだまだ無理があるのだけど、仕方ないことではある。
そこは当然、アニメを見ている視聴者も理解しているとは思うが、それをわきまえた上でこの作品、指揮官に敢えて老人(に見える)を据えて、周りをすべて若い女性で固めるという構図は、独断ではありますが、僕はこれヒッジョーに腑に落ちました。
与那嶺が変に下半身的なモノを感じさせないような老人(に見える)だけに、むやみに男女の関係みたいなのを感じさせないのが逆にアニメ的な清涼感、キャッチーさに繋がってるというか(完全に妄想ですが)
特定の作品に対する叩きになっちゃうからこれ以上は自重しますけど、とにかくこの与那嶺という男は良かった。


最終回の内容に関して当時は叩かれたみたいですけど、これ最後まで見るとどうにもスタッフを責められない。
そもそも当時1クールのアニメってまだまだ稀有だったですよね、短期決戦でドラマを転がすってことに慣れてなくて、着地点としても視聴者の納得のいく落としどころが開発されてなかった時代でした。
大体1クールが主流になってる今の深夜アニメでさえ、そのへんは試行錯誤してるし、そもそもドラマを描くことを放棄した作品が大部分を占めてるように思いますし。
このGダンガイオーは見れば分かりますけど、結構ガチで真面目にドラマに取り組もうっていうスタッフの意志が感じられたりします、それに応えるために作画は磐石の配慮をしたようにも見える、特にキャラクターの感情表現に関しては非常に力が入ってます。
それだけに敢えてラストはサジを投げるしかなかったんでしょう、続編を作る作らないっていうのを抜きにしても、全編不完全な作品になるのを回避したのでは。


とはいえ最終回は本当に全編見所だった。山田さんのシャープな画に惚れ惚れでした。
メカ戦闘シーンも巨大感、重量感に力を入れていて、迫力があった、合間に入る基地ミサイルとか脇役メカのシーンは結構橋本敬史さんの手堅い仕事に思えたり。
カッチリしていて世界観が引き立つ。いや、ロボット自体は上手い人が好きなように描いても作品としては纏まると思うんだけど。
ミサイルとか、俗に言うエフェクトといった主役以外の画に関しては、少数の個性で統一されたビジュアル作りっていうのは作品が締まるし、画面の映えさせ方としても効率の良いまとめ方だと思う。
結果的にこのアニメは「ここの作画、(クオリティ的に)漏れてるなぁ、もったいない」っていうのが全く感じられなかったです、すんげえかったなあ。