引越
kuyuさんに奈良って。いや倣って。住んだことのあるところ。
東京都中野区、兵庫県西宮市、東京都渋谷区、神奈川県川崎市麻生区、宮城県仙台市、群馬県高崎市。
あと埼玉県大宮市に3週間、長野県松本市に2ヶ月ほど。あんまりおもしろみがありませんねえ。
高崎の社宅を引き上げるときのこと。オマカセパックみたいなやつで相見積をとったところ、1社だけずぬけて安い会社があったのでそこへ発注しました。
見積では荷物の量を家族数と部屋数で判断したようなのですけど、当日荷造りを始めると、本が出てくるわ出てくるわ。
まず段ボール箱が足りなくなって追加取寄せ。荷を積み込んでみると、当初手配の車輛では足りず増車。
まちがいなく赤字でしたろうね。悪いことしちゃったなあ。
そういえば、引越のアルバイトって、意外に記憶が少ないですね。
日雇い応募のときは、引越という以上の仕事の内容がわかりません。階段のない団地なんかにあたると最悪。
独身寮は荷物が少なくてラクチンでした。長距離だと移動中居眠りできるかと思ったけど、そういうのは日雇いにはまわってこないのかな。
つらいだけのアルバイトの思い出は、建築資材の担ぎ上げとか貨物駅の荷役とか街路樹の穴掘りとか、、
ぜんじかっぱそば
秋芳洞名物だそうで。事前にガイドブックでみて、おそらくここでしかいただけないものと思い、昼食に元祖といわれる店を訪ね注文しました。
さて、「ぜんじかっぱ」とは?
秋芳洞へ向かう参道みたいなところに河童の像があって、いわれが書かれてありました。
なんでもその昔、秋芳洞で禅師とともに雨乞いの儀式をとり行った?河童、だとか。
しかるに、禅師河童蕎麦とは!?
山葵を練りこんであるという緑色の麺。といっても、日本蕎麦というより焼そばの麺みたいな感じです。
これを鉄板で炒め、牛肉と胡瓜と錦糸玉子ときざみ海苔を添え、和風の蕎麦たれにつけていただくというものでした。
奇妙きてれつ。でもなんだか、場末の屋台料理みたいな味わいがある。頽廃の味か。くせになりそうな気もします。
やはり山口はただの田舎ではない!
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ところでみなさん誤解なきよう。私が「山口は田舎だ」といってるわけではありませんよー。
さる高名なおかたが『残念ながら、ただの田舎です。(キッパリ)』とおっしゃるものですから、むしろ反証を求めて旅してきたのです。