アイテム(=Permalink)には適切なDescriptionが必要。

「全ページをエントランスページとして設計すべき」という話から、「全ページに、まとめサイト的な構造をもたせるべき」という話につながりました。

blogのエントリーで何を言いたいのかを50文字以内でまとめた文を最初に書いておく

コンテンツが断片化して伝播することで、確かに誤読の可能性が増えそうですね。まとめサイト的な作るTIPSは確かに重要になりそう。

特に、適切なDescriptionが入っているということは、コンテンツの伝播性をRSSを使って高めるということを考えても重要だと思います。

RSSに全文含めるか概要だけにするかという話がありましたが、それって、アイテムのDescriptionで概要だけを配信するか、コンテンツモジュールを使って全文『も』配信するかという話であって、どちらにしてもDescriptionは必須だと思います。

Descriptionがないと、情報の受け手にとっての自由度が下がり、remixもしにくいので。

で、Descriptionの考え方なんですけど。

なにを期待するかで内容は当然変わる

コンテンツ伝播の見返りは、「レピュテーション(ポジティブな認知?)」と「トラフィック」と二つの軸があると思います。

とにかく認知が高まればいいということであれば、斬新かつ有益なサマリが伝播していけばそれだけで目的は達成できると思います。

しかし、見返りにレピュテーションだけでなくトラフィックも期待する場合、Descriptionにサマリを含めてしまうことには危険性もあると思います。(サマリで全容がわかってしまうため。)

その場合、Descriptionには、サマリではなくイントロダクションを含めるべきだと思います。

最近のメディア系のサイトは軒並み上部にサマリもしくはイントロ入ってますよね。(これは記事データを使ってインデックスページを作るCMS上の都合からきたものだと思いますが。)

  • コンテンツの伝播によって、
    • 認知、レピュテーション向上のみを期待する場合
      • サマリを作って、RSSのDescriptionに含める
    • トラフィックも期待する場合
      • イントロダクションを作って、RSSのDescriptionに含める

みたいな感じかと。

マークアップだけでなく、内容もより構造化された文書が求められるようになってきたということなんだと思います。