K's Station

「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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好かれるオタク、好かれないオタク

僕の会社、ぶっちゃけオタクが多いんですよ。

SEという仕事のせいもあるのかも知れませんが、この業界自体オタクな人がわりと多いのかなあと思います。でも、同じオタクでも、いつもの輪の中心にいて面白い話で場を和ませてる人(仮にAさん)もいれば、この人はちょっと空気読めない人なのかなあ…と思ってしまう人(仮にBさん)もいます。

確かにAさんはファッションや容姿がオタクっぽくないというアドバンテージはあるのですが、知識自体はBさんのほうがあると思うし、話していても別にBさんの性格に嫌われる要素があるとも思えないんですよ。好かれるオタクと好かれないオタクの差って何なんだろうなあ、とぼんやり考えてたんですが、

非オタへの配慮ができるかどうかじゃないかなあ、と。


飲み会などに行くと、いつもAさんは話題の中心なんですが、特にコアな話をするでもなく、会社の人の身内話や仕事の話などがネタの中心なんですね。それでいて先輩にも全く臆することなく、笑いのネタにして、場をうまく和ませる。でもコソっと好きな本など聞いてみると、ラノベや漫画に至るまでいろいろ読んでいて、そっち方面の知識もなかなか豊富。たまにそんな知識をウィットの利いたネタにして笑いを誘うもんだから、その方面に知識がなくてもすごく笑えるんですね。

逆にBさんは、別に性格に難があるわけでもなく、すごくいい人なんですが、オタ知識の見せ方が下手なんですよ。例えば好きな本の話になった時に、好きな作家を固有名詞で言うんですけど、アスキー系」「木尾士目」とか言われても、普通の人わからないじゃないですか。オタ友と話してるんだったら充分ですけど、会社の人とオープンな場で話してるわけなので、そこは細かく言わなくてもいいのになあ…と思いながら黙って聞いてました(すいません、助け舟出せるほどの余裕はないんです…)。

そう思うと、知識を上手く見せる方法を知ってる人は、オタクであってもマイナスイメージ持たれないし、皆にもすごく好かれるんですね。「能ある鷹は爪を隠す」と言いますが、オタクな知識も上手く見せる術を知らないうちは隠しておいたほうがいいのかなと思いますね。


僕は会社ではオタクであることを隠してますが、保身のためもあるんですけど、そんな話題を会社でしてもまわりが楽しめないと思うから、知ってても言わないんですよ。Aさんのように絶妙にネタにできる人はいいですが、そのためには相当な話術と度胸を要するので、僕にはまだまだ無理ですね。

Bさんも悪い人じゃないんですけど、オタクを個性のように思ってるふしがあるので、どう接したらいいのかなあと、隠れオタクの僕も考えてしまうんですよ。僕一人でいる時なら、全力でその知識をぶつけてくれてもいいのですが、社内ではもう少し自重…というと重いですね。知識でもって人を楽しませるコツをつかんでほしいな、と思います。


僕がオタクであることをバラさず、Bさんに上手くアドバイスできる方法ってないものでしょうか。