Into The Mystic

Words & Music by Van Morrison,
(1970年発表)







(原題直訳 「神秘の中へと」)







歌詞は、次のURLから、
http://www.lyrics007.com/Van%20Morrison%20Lyrics/Into%20The%20Mystic%20Lyrics.html










From the Van Morrison album, "Moondance".  *1

名作アルバム度 ☆☆☆☆☆ *2



アルバム「ムーンダンス」(ヴァン・モリソン)より






Also on the Van Morrison live album, "It's Too Late To Stop Now".  *3

名作アルバム度 ☆☆☆☆☆



アルバム「魂の道のり」(ヴァン・モリスン)より








名曲度 ☆☆☆☆☆







邦題「イントゥ・ザ・ミスティック」 (ヴァン・モリソン








We were born before the wind *4
ぼくたちは風のまえで生まれた )))
Also younger than the sun  *5
それに、太陽よりはもっと若い
Ere the bonnie boat was won  *6
美しい小舟にたどり着かれてしまうよりも先に
As we sailed into the mystic
ぼくたちは神秘へと船出していく





Hark, now hear the sailors cry
聴いてごらん、ほら、水夫たちが叫んでるのが聞こえるぜ
Smell the sea and feel the sky
海の匂いを嗅いで、そして空を感じて
Let your soul and spirit fly
きみの魂と精神を飛び立たせてしまうんだ
Into the mystic
神秘の中へと




And when that fog horn blows
そして、あの霧笛が鳴るとき
I will be coming home
ぼくは家に帰って来るだろう
And when that fog horn blows
そう、あの霧笛が鳴るときにね
I want to hear it
ぼくはそれを聞きたいんだ
I don't have to fear it
ぼくがそれを恐がることなんかないのさ




I want to rock your gypsy soul
あゝ、ぼくは
きみのそのジプシーの魂を揺さぶってやりたいんだ
Just like way back in the days of old
遥か太古の日々にしていたようにさ
Then magnificently we will float
それから、ぼくたちは壮麗に漂っていく
Into the mystic
神秘の中へと




And when that fog horn blows
そして、あの霧笛が鳴るとき
You know I will be coming home
わかるよな、きみ、
ぼくが帰って来るのさ
And when that fog horn whistle blows
そう、あの霧笛が鳴るときに。
I got to hear it
ぼくはあれを聞かなきゃならないんだ
I don't have to fear it
ぼくにはそれを恐がることなんかないんだ




I want to rock your gypsy soul
きみのそのさすらいの魂を
あゝ、ぼくは揺さぶってやりたいんだ
Just like way back in the days of old
太古の日々にそうしていたようにだ
And together we will float
そして、ふたりして ぼくたちはあてどなく漂っていく
Into the mystic
神秘の中へと




Come on girl
さあ、おいで、きみ




Too late to stop now *7
止めるのには、遅すぎるんだよ、もう










Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 081910












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【Years Ago−Go!】








(1年前のエントリーを Playback♪)






・「今夜きめよう」 (ロッド・スチュワート
  (Tonight's The Night (Gonna Be Alright))
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070329







(2年前のエントリーも Playback♪)







・「わが祖国」 (ウディ・ガスリー
  (This Land Is Your Land)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060329







(3年前のエントリーも Playback♪)







・「ヤツらは街に」 (シン・リジー
  (Boys Are Back In Town)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050329

*1:このアルバムからは、すでに「ストーンド・ミー」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20041215#p2 、「ムーンダンス」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20041226 、「クレイジー・ラヴ」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20041215 、「ブラン・ニュー・デイ」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060116 、「嬉しい便り」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20071113 がここで紹介されていますので、よろしければアルバムのお伴にどうぞ♪

*2:このアルバムの素晴らしさは、そして驚異的なところは、例えば、ひとりのソングライターとかアーチストなりが一生かかってひとつ書けるかどうかというようなすばらしい歌が(つまり、その人の代表作となるような歌が)アルバムの冒頭から あっけらかんと(どう少なく見積もっても連続して5曲は(すなわちレコード盤にしてA面全体相当分))は(文字通り)次から次へと並んでいることだ。歌唱も歌詞もアレンジも演奏も素晴らしすぎるほどに素晴らしく、さながらひとりのアーチストがそのキャリアのすべてをかけて編み上げることができた「ベスト盤」のような多彩なトラックがごくあたりまえの顔で平然とズラリと並んでいる。だが、これはあくまでもベスト盤などではなく、若き日のヴァン。モリソンの(大作「アストラル・ウィークス」につづく)ワーナーからの第2作アルバムなのだ。発表時、24歳。(唯一、惜しむらくはCD盤にうまく対応するマスタリングが不可能なようなアナログ的な仕上がりになってしまっている(?)ことだ。)

*3:このアルバムからは、すでに「アイヴ・ビーン・ワーキング」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051025 、「ワイルド・チルドレン」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20061229 、「君を愛したい」20041207#p2 、「リッスン・トゥ・ザ・ライオン」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060603 、「グローリア」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20061012 がここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪

*4:これは「ぼくたちは風よりもまえに生まれた」と時間的な意味合いで聴くこともできるだろう。(けれども、次の「Also younger」から判断して「before(=まえ)」という語を空間的にとって「風よりも、また太陽よりも若い」という歌の筋を通すかたちに訳してみた。また、これは歌っている当のヴァン・モリスン本人が語っていることだが、歌のはじまりのこの一連の歌詞は、この冒頭の一節については「We were borne before the wind(ぼくたちは風に比べれば心が狭い)」とも聴くことができてしまう。そして・・・(次の註へつづく)

*5:(そのつづきも また同じように)「All so younger than the son(すべてが息子よりもこんなにも若い)」とも聴けてしまう。さらに・・・・(つづきは次の註へ)

*6:(ここも同じく「Ere the bonnie boat was one(その美しい小舟がそれになるよりも早く)」と聴くこともできてしまう。)

*7:このフレーズが1974年発表の(「前期ヴァン・モリソン」というべき時代(?)の集大成と言えるような彼の最初のライブ・アルバム「It's Too Late To Stop Now」のタイトルになっていることは、モリソン・ファンの皆さんは、すでにお気づきのことと思います。