kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



単焦点レンズはすごい NIKON AFSDX35 1.8G

  D90を昨年買ってからほぼ一年が経ち、そろそろキットレンズから卒業しても良いかなと思い、AFSDX35 1.8Gを購入した。AFSDX35 1.8Gは、単焦点レンズで焦点距離35mmでF1.8という明るいレンズである。単焦点なので、明るい割に価格は抑え目です。ズームレンズと違い、単焦点レンズは最適化がしやすく、画質にも期待ができる。

 さて、いわゆるボケというものは、F値が小さいほど大きくなる。そこで、F1.8で撮影をしてみた。上の写真の赤四角がピントを狙った場所である。ピントを狙った場所以外は、大きくボケているのが分かる*1。実際撮影すると、被写界深度が浅くて、撮影するのが大変である。枝が風に揺れると簡単にピントが外れるのである。なんてシビアな世界なんだ。

 D90の絞り優先オートでは、AFエリアモードのデフォルトがオートエリアAFモードになっている。しかし、これではピント合わせ位置がカメラ任せになって単焦点レンズではうまくいかない(カメラが選んだフォーカスポイントから外れた部分がピンボケになるため、厳密にフォーカスポイントを選ぶ必要がある)。そこで、シングルポイントAFモードに変更することをお勧めする。

 シングルポイントAFモードで単焦点レンズを使い、絞りは解放で被写界深度を思いっきり浅くすると、狙った部分だけにピントを合わせることができ、これによりそこだけ強調することができる。この強調で写真の表現の幅はぐっと広がる。

 NIKON AFSDX35 1.8Gは実売2万円前後とキットレンズから卒業するにはうってつけのレンズだと思う。自信をもってお勧めする。


Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用

Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用