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F値

撮影レンズの明るさを示す数値。Fとはfocalに由来する英語で主としてスチルカメラ、ムービーカメラなどに用いられる。


撮影レンズの有効口径焦点距離で割った値の逆数でこれを「口径比」とも言う。具体的な記載例としては、前ガラスの環に刻印されているF1.4などが「開放F値」で、絞り環に刻印されている「1.4 2 2.8 4 5.6・・・」が絞りF値。撮影レンズに記載されているF値はいわゆる「開放F値」であり、そのレンズの最大口径比の記載。この数値が小さい(専門的には「明るい」と言う場合が多い)レンズほど集光できる光量が大きくなり、撮影露出に必要する時間を少なく出来る。ケースで挙げれば暗い場所を有利な状態で撮影できたり、高速シャッターを切れる優位性が獲得できる。撮影レンズの多くには「絞り」が存在し、明るい場所での撮影や高速シャッターを切る必要の無い場合、撮影者の意図によりF値(明るさ)を操作することが出来る。なお記載のF値は機材の構成による設計値であり、厳密にその明るさを示す実測値ではない。あまり一般的ではないが、一部のレンズにはこの値を厳密に示した「T値」(語源はTTLと同じ)という表記で明るさを示しているレンズも存在する。

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