異文化と2年ぶり

今日は、大学1年時のゼミ同窓会でした。
卒業以来会っていない人ばかりで少し緊張しました。
それぞれ立派に社会人をやっていて、それぞれ大変そうで、でも相変わらずが嬉しかったです。



遡ること、同窓会の前。
集合時間の前に着いたので、喫茶店で本読みながらまったりしていました。
突然、隣のテーブルの東洋系留学生の男性2人に声を掛けられました。
話によると、日本語学校の先生が、本を読むと日本語上達が早くなると言ったらしく、お勧めの著者を紹介して欲しいとのことでした。
一人は唯川恵の本を持っていました。
なんでその本を選んだのかは謎です。
失楽園」を読んで感動したと言っていました。
本当に意味を理解できているのかは不明です。
私も退屈していたので、その質問に答えることにしました。
いざ、紹介するとしても、誰を紹介すればいいものやら。
ノートに書いて、と言われたので、江國香織星新一伊坂幸太郎東野圭吾…と片っ端から描いていたら、「そんなに読めないです、もういいです」と言われてしまいました。



彼等は台湾から日本に留学して、1年になるそうです。
同じ歳でした。
なんでも、日本の建築に興味があって勉強したいのだとか。
その後も色々話しました。

留学生「日本の人は休日何をしているんですか?」
私「買い物したり、食事したり、映画観たり…ですかね」
留学生「台湾人と同じです。日本の女性はお酒強い?こっちの人、とてもお酒強い。ビール8缶くらい平気」
私「(私は)強いですよ。ビール8缶、余裕。日本酒大好き、焼酎大好き、泡盛知ってる?」
なぜか、片言が移ってしまいました。
留学生「わぁ〜、すごい!!泡盛?何ですか?日本人女性、どうしてそんなに強いの?」

どうやら、変な誤解を与えてしまったようです。
日本人女性がみんな強いわけではないのに。
あとは、京都の話とかしてあげました。



留学生から質問攻めにあったおかげで、中々席を立てず、集合時間に遅れてしまいました。
でも、結構楽しい時間が過ごせました。

涙のあと 幸せはやってくる。

今日観た映画です。
オリバー・ツイスト(上) (角川文庫)
年末くらいから宣伝していて、とても気になっていましたが、中々足を運べませんでした。
これはヒットする、と予想していましたが、そうでもなさそうです。
早く観に行かなければ、公開が終わってしまいそうなので、いそいそと出掛けました。



こういう映画は好きです。
ああいう時代のヨーロッパ、ヒューマン系の話。
絶賛する程ではありませんでしたが、良い映画でした。
何より子役がかわいい。
主役のオリバー君は綺麗に泣く。
そして、なすがままに、よく運ばれているところが少し可笑しかったです。
でも、オリバー君にはあまり感情移入できませんでした。
かわいいし、演技も上手いからいいんですけど。
スリ集団の中心であるドジャー役の子もかわいかったです。
オリバー君みたいに天才子役と言われる子は大成しないのがハリウッドの常ですが、ドジャー君は成長した姿が観たいと思いました。



ただ、映画館にいた客は最悪でした。
上映中、携帯で時間を確認する人、ヒソヒソ話する女性。
映画館でマナーが悪い人がいると運が悪かったと凹みます。
おかげで映画の魅力は半減、勿体ないです。