第壱話「使徒、襲来」
アニマックスでまたまたエヴァの放映が。毎週土曜夜9時から10時まで2話ずつですよ。やったね!というわけでこの際だから壱話から感想じゃよー。順調にいけば全話感想が書けるはずだ。
- 「来い」と言われて来てみたら無理矢理操わけわからんロボに乗せられる本気で気の毒な主人公碇シンジ君!最初のセリフは「ダメか、やっぱり来るんじゃなかった」いきなりネガティブです。直前まで散々迷ったんだろうなあ。第三新東京市行き。
- 公衆電話をかけてる碇シンジ君の腕に注目。腕時計をしています。新世紀エヴァンゲリオン全26話中で、シンジ君が腕時計してるのって第壱話だけじゃないだろうか。しかも、壱話の途中で何故か消える腕時計。ミサトさんに拾われて、n2地雷使用を車から見るところではもう既にない腕時計。なにがあったんだ!?単純に考えれば作画ミスなんだろうが、なんとか劇中の理屈で考えてみたい。サキエルの足が飛行機を踏むのに異常接近したときにとばっちりで壊れたから外したとかじゃろうか?
- 第壱話冒頭のミサトさんには大変感謝したい。車でシンジ君の所に駆けつけてくれなかったら、ヘタしたらサキエルに踏まれて爆発した戦闘機の爆風に巻き込まれてえらいことになってたかもしんない。シンジ君の命の恩人ミサトさん。(あれ?でもそもそもミサトさんが見失ってなきゃあんな目にあわなかったのか?)
- 「あらためて、よろしくね碇シンジ君」「はい」←このときのシンジ君の穏やかな顔が好きなんだ。整った容姿の品の良い子って感じ。(ひいき目かにゃー)
- 「可愛い顔して、以外と落ち着いてるのね」「…そうですか?」←この、そうですか?の言い方からありありと不満が伝わる。かわいいって言われてムッとしてますよ!ますますかわいいー!(つか、このかわいらしい容姿のせいでなんかイヤな目にあったことがあるとか?)
- 発令所にいる3人の軍人さんの、角刈りの人が好きだ。一人で叫んでて見てて非常におもしろい。
「出し惜しみはなしだッ!なんとしても目標をつぶせ!!」ベキッ!!←鉛筆を折る。
「何故だー!?直撃のはずだ!」(机を叩きながら)
「ダメだ!!この程度の火力ではラチがあかんッ!」(机を叩きながら)
「やったー!!」(席から立ち上がりながら)
「あの爆発だケリはついている」爆心地にエネルギー反応「なんだとー!!!」(机に手をついて立ち上がりながら)
「化け物め!」(机を叩きながら)
-
- 以上、角刈りの軍人さん語録でした。いちいちリアクションがでけえー。血管切れそう。エヴァ一のリアクション王だといえよう。
-
- 宇垣さんって幽遊白書のアニメで、よく暗黒武術会の観客達の役で、「殺せ!殺せ!」とか叫んでらっしゃったのが印象深いですよ!
- 指揮権がネルフに移って、机ごとニュイーーーンって下がってどっかに退場する軍人さん達。なんだこれーこのあとどこへ連れて行かれるの?机ごとあのネルフ本部のピラミッドからペッ!って外に放り出されるイメージが浮かんじゃって大変だ。
- 第壱話冒頭の彼は、まだエヴァのパイロットではない碇シンジ君なので大変貴重といえましょう。初対面のミサトさんにも結構強気。(相手のノリに合わせてるだけかもしれませんが)とても普通の少年っぽいです。もしかしたら我々がよく知る碇シンジ君は、エヴァにいきなり乗せられるという特殊な状況で身を守るために演じている、第三新東京市にくる前の彼とはちょっと違う彼なのかもしれん…とか思った。とりあえず、「本当にジオフロントだ!」とか「顔!?巨大ロボット!?」そういう子供らしいリアクションが可愛すぎる!!ってことで。
- ゲンドウからの「来い!」としか書いてない手紙。ちぎった後にまたテープで貼り合わせたあとが…芸コマ。そんで、後の話をしてアレですが「父さんに嫌いだって言うつもりで」来たんですよねシンジ君。うへえ…可愛すぎる。(第弐拾話「心かたち 人のかたち」参照)
- 3年ぶりの親子対面。ゲンドウに対して絶叫しまくりシンジ君。ここに来る前の生活の中でこんなに叫ぶようなことは無かったんだろうなあーと勝手に想像。これは10年分の不満が爆発した絶叫なんだ、と思うと切なくて泣ける。
- リツコさんに乗りなさいって言われて助けを求める視線をミサトさんに送るシンジ君の描写がなんかリアルだ。目線でそういうのがわかるアニメってあんまりないような気がするよ。そして、そのすがるような気持ちも「乗りなさい」とかいうミサトさんの無情な命令で粉みじん。気さくなお姉さん路線からいきなり仕事モードでひどいやミサトさん。
- 「やっぱり僕は、いらない人間なんだ」 いつもこのモノローグ聞くと、絶対そんなことないよ!!ってあの場にしゃしゃり出たい気持ちになる。(大丈夫か)
第弐話 「見知らぬ、天井」
壱話で張り切りすぎてちと疲れたので第弐話は手短にいくぜ。
- 壱話のラストの続きをすぐにもってこないのが憎い演出ですね第弐話。
- 「知らない天井だ」 何故かどっかの模型誌で誰か忘れたけど原型師の方が、このセリフから、シンジ君はそれまでずーっと同じ天井をみつめる変化の無い生活をしていたのだろう…ということを考察してる文章を読んだことがあって、なるほどなあーと思った。
- エレベータ、扉があいたらいきなりゲンドウとご対面。これはリアクションに困りますね。つか、たぶん息子に嫌そうに顔を背けられて、閉じた扉の向こうでorzってなってますよゲンドウ。
- この第弐話で一番好きな碇シンジ君は、ミサトさんがりっちゃんにシンジ君を引き取ることになったって電話してるときに、病院の廊下に ぽつん とたたずむシンジ君です。なんというか、私のもつ彼のイメージを端的にあらわすシーンだと言えよう。
- 「ただいま」の頬染めシンジ君もさいこうにかわいいです。でも、あれは言い慣れない言葉だからとまどってるんですよね。今まではずっと一人だったからそんな言葉は必要なかったってことで。とにかく不憫じゃよー。
- ミサトさんとシンジ君二人の食卓。頭ぐりぐりされる様子とかかわええ。頭の形が良いところもシンジ君のチャームポイントだよね。あと、さりげに裸足なんだよシンジ君。素足モエー。
- 第弐話にして全裸を披露してくれるサービス満点な碇君万歳。かわいいおシリと薄い胸と細っこい腰がたまらーん!お風呂で全裸初対面ペンペン。ラブコメフラグが立った!?(立ちません)
- シンジ君がベッドで聞いてる曲の一曲目、ちょうど終わるやつ、あれが昔やってた「ゲンジ通信あげだま」というアニメのOP曲の終わり方に似てる!とずっと思ってます。すごくどうでもいい話。ベッドで寝返りをうつ碇シンジ君にはモエずにはいられません。かわいいようかわいいよう。
- 回想される使徒との戦闘。いきなりロボに乗せられて操縦法も教わってなくて抵抗不能で死ぬような目にあわされる碇君本当に気の毒でしょうがないッス。腕を折られて、頭蓋をかち割られる痛みがダイレクトに伝わる!よくシンジ君はヘタレ扱いされますが、断じてヘタレじゃないと言いたい!!あれだけやられたらそりゃ誰でも乗るのイヤになるって。ちょっと自分の身に置き換えて考えてみろって。
- 暴走する初号機のシャープなアクションはとてつもなく良い仕事だと思います。ほれぼれするほど良い動き。カッコいい!
- 「がんばってね。」って言われてもな…ベッドの中で心を閉じる碇シンジ君で「つづく」