ちょっと本腰いれて書くには適さない時間

えーと、ついさっきオールナイトで遊んで帰ってきたところです。金曜日の夜は土曜日の朝7時までオンラインでカタンをやって遊んでいて夜の7時まで眠ってそのまま今なので、完全に今の体内時計は12時間逆転しているわけでして。ま、いっかー。

追記

私の11月7日の日記(http://d.hatena.ne.jp/kotoko/20031107)は、レティクル座妄想(http://village.infoweb.ne.jp/~fwie4125/)の11月7日の日記に反応したものでして、唐突に自分の嗜好を語り始めたわけではありませんので、そこんところよろしくお願いします!!エロ漫画は読むけどエロゲーはやったことねえよ!

おもしろい

http://d.hatena.ne.jp/lenn/20031107#p1
私はファッション全体に精通しているわけではないので、マトリクスを書けるようなアレではないのですが、これ、練ったらナルホドなものになりそうですね。すごい。面白かったです。
年代だとか色々な問題はあるにせよ、私は今のファッションの中心ってユナイテッド・アローズとか、ビームスとか、そのへんのセレクトショップだけどオリジナルも置いていまーすっていうところかな、と思っていました。このマトリクスに入れるなら、無印に近くてサブカル寄りになるのかな。無印を衣料品で捕らえるならY'sのデザイン部導入以前と以後では雲泥の差になるとは思うんだけど。
どう配置するかは別として、考えられるカテゴリーとしてはサブカル、オタク、コンサバ、チャラ系、とかかなと思います。ゴスロリにあたるような位置が欲しいものだなあ。X軸Y軸にするには細分化されすぎで使えませんが。
関係ないけど、N.Y.は今年も去年もスポーティーが大流行していて、addidasやPUMAのショップが充実していてオシャレでした。若いコはみんなジーンズにピタ系のジャージを着ていた。んでもってもいっちょ関係ないことを書くと、N.Y.の、特に白人はみんなダッセーって感じの格好をしていました。東京の若者のほうがだんぜんオシャレ率が高くてみんな可愛い。オシャレな白人男ってみんなゲイなんだもん!!

アクセサリーとしてのファッション

これを語るにあたっては、自分のファッションへのスタンスというものが重要になってくるのでちょこっと自分語りをいたします。
私は中学生の頃、下のオタ度チェックでもおわかりの通りの王道まっしぐら!オタク女子でありました。時は宮崎勤がコトを起こしたちょうどその時。軽くイジメにもあうっつうハナシです。
んでもって、その恐ろしくも消したい過去をぬぐいさるがべく元男子校の私立高校に入り私はいわゆる高校デビューをはたしたわけです。学習能力はある子供でした。要するに、オタクっぽい格好してなけりゃバカにされねんだろ、と私は学習していました。
相変わらずのオタク趣味はそのままに、ものすごいイキオイでブランドへと傾倒していったわけです。時はバブルまっただ中。幸か不幸か、私の父親は服飾関係の仕事をしているので、それまで漫画やアニメキャラのポスターにしか興味を示さなかった娘が洋服にお金を注ぎ込むことに対して、非常に異常なまでの寛容さを見せてくれたものです。あの頃は良かった!その結果、なぜか私は「ブランドならなんでもいいじゃねえか」という激しい勘違いをした娘となったのであります。
制服にラルフのポロシャツは無難にしても、アニエスのVネックTシャツにピンハのバッグって、あんたそれはどうなのよ、と今の私なら呼び寄せて説教するような取り合わせで学校に通っていました。制服の上からまっかなヒスのコートを着ていって職員室に呼び出され「お前は校則を増やす気か」と説教されたりなんだりと、なかなかに(色んな意味で)やんちゃな時代です。この頃のポリシーは、ただひとつ。バカにされないブランドを身につけていること。
もちろんロゴの入っていない服なんて着ません。ポロ・ラルフローレンは素敵だけど、ポロクラブ着ている奴はサイテーだよね、という価値観も確立されました。要するに、名の通ったブランドのもの着てりゃあ誰にもバカにされないという思想が高じてブランド着てない奴はアホ、ぐらいのことを思うようになっていたわけです。今すぐタイムマシーンを開発して当時の自分を殴り倒したい。
それが変化したのが、大学時代です。
このペースでいくと果てしない自分史になりそうなのではしょりますが、色々あって、私はブランドならなんでもいいわきゃねえだろ、と思うようになることができました!ありがとう!神様ありがとう!
さて、ここからが本題です。


好きな作家にしろ、好きなミュージシャンにしろ、好きな映画にしろ、それを告げることで、相手に「○○を好むというセンスの持ち主」という印象を与える。
(略)
つまり全て「○○が好きな私はいけてる」という自己顕示の道具になりうるのである。
新妻ヒィヒィ日記11/8(http://d.hatena.ne.jp/hatsu_hatsu/20031108#p1)より
初さんはこれを「自分はイケていると相手に思い込ませるための」情報操作と呼んでいるけれども、私はそうは思いません。
ファッションは思想です。
相手に「○○を好むというセンスの持ち主」という印象を与えるというのは、自分がどのカテゴリーに属する人間かを伝えるということであり、人間関係を作る上で、それはとてもとても大事なことだと信じているからです。これは、情報操作ではなくて、自己表現です。人は見た目で判断されるものですし、私はそれを悪いこととは微塵も思いません。
ファッションに興味がない人は、ファッションに興味がないカテゴリーに属することになるのです。人をカテゴライズして考えるなんて愚かなことかもしれませんが、現実に世の中にはカテゴリーが存在していて、そしてそれはファッションにとても深く関係していることは明白な事実です。
初さんは大学時代に冴えない男性をトータルコーディネートして悦にいっていたという過去を恥じていらっしゃいますが、もしも彼がファッションに興味のない世界に属していて、しかも自分の属している世界を抜け出したかったのだとしたら、初さんが講じた手段は有効だったと断言できます。ファッションに興味がないカテゴリーに属している人以外は、ファッションから何かを読み取ってコミュニケートするのですから、新しい言語を得たも同然のことだからです。
と、ここまで書いてフと気付いたのですが。

実際に会って、会話してみれば、そんな情報操作なんて何の意味ももたないのに。
って、これは、つまり、インターネット上でのことですね。ええと流し読みで反応してました。私がネットで「ヒスが好き」と発言することで「アバンギャルドなアタイ☆」というオーラを発しているとして、「アバンギャルドな人でありたいなー」という憧れから、そういう人であることを装うために「ヒスが好き」と発言しているのならば、そんな道具にファッションへの発言を使うなんてダサいぜ、と。
えーと、だとすると、初さんが問題にしているのは、ファッションそのものではなくて、ファッションに関する発言、ということになりますね。わーすごい勘違いしてた。でもここまでダラダラと書いたので勿体無くて消せません。文章貧乏性。
えーと、私もそういうのはかっこ悪いじゃないの?ねえねえ。と思っています。でも、人にかっこいい、オシャレ、と思われたいという思想は健全なものだとも思うのです。そう思われたいがゆえに、別に好きでもなんでもないのにAPEさいこーと発言していたとしても、その人が「APEがかっこいいと思っている集団」に属したいと思っているなら、努力している内に属せるようになったりするので、生暖かい目で見守ってあげれば良いと思うのです。
ただ、「『人にかっこいい人と思われたい』と思っていることを見抜かれるなんて最高にダサイ」という方向性の考え方(これが初さんの考え方なんじゃないかと推察しているのですが)には両手をあげて賛同です。
スタイルのない人生はクソですが、スタイルのある人生に憧れてるンすー丸出しの態度というのは実際スタイルがないも同然なわけで、それはみっともよろしいこととは思えません。
ここで思ったのですが「かっこよくなりたい」と素直に見せることは受け入れられるのに「お前かっこいいと思われたいんだろ」と思わされるような言動を見せられると拒絶反応をしめしてしまうのは、どういうことなんでしょうね?えーと、単純に顔の良し悪しとかかもしれないので、このへん具体的に思い浮かべてみましたが保留します。
もしもどうしてもそういう人が許せないのならば、インターネットでいきがってオシャレぶっている人には、それこそ実際に会ってみればオシャレかどうかなんて一目瞭然なのでガンガン会うと良いのじゃないかと思います。会ってみて日頃の発言とのギャップがあったら内心で「プププー」と笑えばいいんだと思うのです。でもって、お気に入りに「会ったらゲロ」みたいなフォルダを作ってそこにガンガン入れるのです。だんだん何を書いているのかわからなくなってきました。なんでお答えを出しているのでしょうか。誰にも何も質問されていないのに!
いいかげん眠るべきな気がしてきたので、このへんで終了。いったいなにを熱っぽく書いているのかしら、わたし。目が覚めたらちゃんと書き直したりするかもしれません。笑って許してください!

無駄に緊張

電車で前に座っている、なかなか見目うるわしいお兄さんが、目を閉じたままガムを食べ続けているのですが、時折、口を開き舌をとがらせてそのガムを舌先でにょーっとのばすのです。
そのとがりっぷりも、先端で薄くのびて半透明になったガムの様もしんぼうたまりません。
こ ろ す き か