第4章 グラフィックス 1/5, Rectangle
‖記事一覧‖ C#.use(better, IronPython=”WPF”)《IronPython》
グラフィックス
《著》本間りす+小粒ちゃん《監修》小泉ひよ子とタマゴ倶楽部
第3版♪2008/04/28
Rectangle
長方形(矩形)を表現する方法を紹介します。
>ipy.exe Rectangle.py
このアプリケーションを起動すると、ウィンドウが現れます。
- 1)図形をクリックすると、
- 2)その図形に関する情報が表示されます。
ここでは、表示された図形が長方形 Rectangle であり、幅 100 高さ 50 を持つことが分かります。
このように、図形を描くだけではなく、オブジェクト UIElement として認識された部分だけがイベントに反応します。
マークアップと分離コード
マークアップと同様の結果が得られる、分離コードについて解説します。
<!-- xrectangle.xaml --> <Rectangle Name="shape" Stroke="Blue" StrokeThickness="2" Fill="Yellow" Width="100" Height="50" RadiusX="10" RadiusY="10" />
マークアップでは、<Rectangle ... に続いて、さまざまなプロパティーを指定します。これを分離コードでは、次のように記述します。
# exRectangle.py def shapes(self): s = Rectangle( Stroke=Brushes.Blue, StrokeThickness=2, Fill=Brushes.Yellow, Width=100, Height=50, RadiusX=10, RadiusY=10, ) s.MouseUp += self.mouseUp
- プロパティー Stroke= には、輪郭の色を(文字列ではなく Brushes.Blue で)指定します。
- プロパティー StrokeThickness= には、輪郭の太さを(線幅 2 で)指定します。
- プロパティー Fill= には、内部の色を(文字列ではなく Brushes.Yellow で)指定します。
- プロパティー Width=/Height= には、幅/高さを指定します。
- プロパティー RadiusX=/RadiusY= には、四隅の径を(長さ 10 で)指定します。
》こちらに移動中です《
↑TOP