第4章 ブラシ 5/5, VisualBrush
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VisualBrush
《著》本間りす《監修》小泉ひよ子とタマゴ倶楽部
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- 2008-05-12 第1章 ブラシ
VisualBrush
ブラシに任意の Visual オブジェクトを指定して、描画する方法を紹介します。
>ipy.exe exBrush.py
このアプリケーションを起動すると、ウィンドウが現れます。1)タブ VisualBrush をクリックすると、2)それを使って描画した図形が表示されます。
楕円や多角形の内部に、ImageBrush の事例で紹介したのと同じ図形(向日葵の画像で塗り潰されたもの)が描かれているのが分かります。このとき、星形の中央は多角形の内部とは見なされないので、そこには何も描かれません。
マークアップと分離コード:VisualBrush
マークアップと同様の結果が得られる、分離コードについて解説します。
<!-- exBrush.xaml -->
<Ellipse
Stroke="Blue" StrokeThickness="2"
Width="100" Height="50">
<Polygon
Stroke="Blue" StrokeThickness="2"
Points="0,28 80,28 12,80 40,0 68,80">
マークアップでは、</VisualBrush ... に続いて、さまざまなプロパティーを指定します。これを分離コードでは、次のように記述します。
# exBrush.py
def _visualBrush(self):
brush = VisualBrush()
brush.Visual = self.imageBrush
return brush
プロパティー .Visual には(ImageBrush の事例で作成した)パネル内の視覚要素を、ブラシとして設定しています。
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