WISH2011 に行って来た話ならびに Make a WISH / #WISH2011
イベントの概要については、http://agilemedia.jp/wish2011/ こちらから。それから、今回ですが毎度お世話になりまくっておりますが...http://fansfans.jp/campaigns/detail/491 Fans:Fans 枠で参加したので、あの長丁場、電源やデスクを使わせて頂けたのは助かりました…。2011にして初めての参加でどうもすいません。
イベントレポートメインではなくて、主に個人としての感想を書きます。順番に参ります。
第一部オープニングトーク
15:00 第一部 ソーシャルメディアサミット開始 オープニング
15:10 オープニングトーク 「日本ならではのベンチャーの作り方」
株式会社はてな 代表取締役社長 近藤淳也氏
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 代表取締役社長 徳力基彦
- http://agilemedia.jp/wish2011/
私の第一のお目当てはこちらでした。
かれこれですね、数年単位ではてなダイアラーなのですが、WISH2011 にて初めて、はてなの社長の近藤さんこと id:jkondo *1 を初めてライブで拝見しました。本当に今更ですが。
一番はじめは自分ちのサーバでほそぼそとはじめたブログから、ある地点でHDDがめちゃくちゃにぶち壊れて、ログをもって、id:hejihogu 師匠がつかってたりしたはてなに移行したわけです。まあ私もそれなりにヘンだし、はてなくらいがちょうどよいのかなと思って。
それで、ブログの開設当初なんかは本当にはじめは1日2pv 無いとかで、私の私による私のためのチラシの裏とかで、月間でも50pv...とかだったのが、いつからか、1日のPVが月間PVのようになり、月のPVが千単位から万単位になり、ついでにいろんなポイントもらったり、ブロガーイベントに参加したり、現物貰ったり、愉快な人と知り合えたりしたのは、実にはてなダイアリーのおかげだったりしたのす。
なので、私のWISH2011 はこのオープニングトークで半分終わったのでしたw。というのは、強ちですね...嘘でもないところがあります。いや、もう少し続くんですけどね。でも、このトークを見るのは目標の大きなひとつでした。
と、そんななかで、はてなダイアリーも新しいバージョンが控えているとのことで、ちょっと楽しみです。ちょっとだけ見せてもらった画像によるとちょっとこじゃれた感じになってましたw なんかよくも悪くもはてならしくない感じで、ちょっと楽しみですね。
このセッションはAMNの徳力さんとはてなの近藤さんの対談みたいな形で、しかも居合わせた人も人なので、かなり盛りあがった空気でした…。
パネルディスカッション1の内容のわりに盛り上がらないのが日本の環境のリアル
16:10 パネルディスカッション1
「日本のベンチャーのグローバル展開への課題と期待」
- http://agilemedia.jp/wish2011/
このディスカッションでは逆に、日本のベンチャーを取り巻く環境や課題について、今度は一転して投資する側からの事例紹介や、もし資金調達や起業することがあったら… などなどを、実際に投資する側でバリバリのビジネス視点からのディスカッションでした。
それで、登壇してる方は実務に携わっているし具体的で話は濃かったのですが、このセッションがやっぱり他よりもちょっと盛り上がらないところがちょっとあった。あそこに居合わせた人が、どうしてもどちらかというと、ネットできゃっきゃうふふ寄りな人なので…。
それで、そもそもがあまりビジネス寄りではない方法で積極的に愉快にネットを使ってしまい、そのせいでネットとかITとか玩具みたいな認識が、実は日本の抱える課題のひとつなのかなと思いました。
とくに仕事の仕方とかで、大きな企業とかだと、なぜか社内標準の電子決済があるのに部課長とかのちょっと偉い人のわけわからん都合で紙でもってこいとかの経験があるひとが余りにも多すぎたりする()。この手の問題って、ネットで届かない人に向けてネットで騒いでても意味がないところに落っこちかけてる気がして、ちょっと難しい所がありますよね...。
ソーシャルメディア活用企業調査発表
17:00 ソーシャルメディア活用企業調査発表
詳しくはこちらをhttp://agilemedia.jp/socialmediaranking/
個人的には普及率が低いところに突っ込んで来てる企業の企みが気になります。ニコ動狙いとか、モバゲー狙いの所とか、今後なにかあるかもしれないし。
パネルディスカッション2
「新サービス・新製品にとってのソーシャルメディアの可能性」
サイドフィード株式会社 代表取締役 赤松洋介氏
株式会社PFU イメージビジネスグループ 販売推進部 高橋靖氏
株式会社Cerevo 代表取締役 岩佐琢磨氏
株式会社ロケットスタート 代表取締役 古川健介氏
AMNの徳力さんが、ほんとうに何度も何度も「岩佐さんは変化球」みたいな話をしてて面白かったです。赤松さんの企み、PFUのリアルで触ってもらう作戦。岩佐さんの海外のヘルメット装備で展示会でバカウケだった話。そして、けんすうさんの nanapi のソーシャル大作戦と、サービスの哲学の話と、こちらは1番目のディスカッションより、もう少しきゃっきゃうふふ成分が多かったので、それなりに盛り上がりました。
あとは、「細くて長い導火線」のような例えで岩佐さんだったかな…があげてたのですが、サービスやプロダクトにあったタイミングでソーシャルな仕掛けを用いるのが重要というのは、確かに思っているよりずっと重要なのかなとは考えさせられました。
休憩
パンとか飲み物とか頂いちゃいました。スポンサーにコカコーラさんがいるとかありがたくて、いろはすと缶コーヒーのエメマンを頂きました。コカコーラさんとか折角なので、
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おまちかね 第二部 プレゼンテーション祭り
各プレゼンの内容については、「WISH 2011」プレゼンした10社(者)と受賞者! #wish2011 がおすすめです。
個人的にプレゼンやサービスでおっと思ったのは、iqon , Meity , Zaim でした。Meity があのサービスとあのプレゼン内容で受賞無しでおわったのは、個人的にはちょっと意外でした。Zaim は、プロダクトやサービスの出来が全体的にすごいなと思いました。
とにかく、WISH2011 の第2部はとくにつまらない
釣り気味な見出しタイトルですみません。しかも本当につまらないわけではないんです。
要はですね、これは見て投票するものではなくて、なんか面白いことを作ったりやったりして登壇するべきイベントだっていうのを思い知りました…。それが 生じぇいこんについで、第2の収穫でした。
最後に
具体的にいろんな人達の試行錯誤や現実を直接見られたのはとても良かったです。
あと、あの会場で、かなり人も入ってる状態で、あの仕切りはとても素晴らしかったと思います。AMNの中の人も、いろんなサポートスタッフの方々も、確実に連携していてイベント進行もスムーズで素晴らしかったと思います。この場を借りて、居合わせた皆様に感謝とお礼を。
というわけで、来年にむけて、これからもおたがいがんばりましょう。
おまけ カイさんと徳力さんの方向性の違いネタ
途中でさんざんネタになってましたが、
カイさんと徳力さんの方向性の違い(笑)は、やっぱりゼロベースな感じから始まってまだ見ぬおもしろいものをひっぱりあげたいのと、ビジネス的に軌道にのりかけてる有望なサービスがもっと広く知られてほしいっていう意識のせめぎ合いだったのかしらとか妄想
このあたりだったのかなとか妄想。
F-12C 三五十五なボタン連打のケータイ入力に手書きか、フリック入力の葛藤、さらに音声入力の裏技
F-12C の愉快なケータイ会議8スマフォ編の日々も残りわずかになってきました。さて、今日は、docomoの発表会がありましたが、Xi だけとか タブレットだけとかでがっかりしましたね。あと、Galaxy の訴訟問題とか大丈夫かって質問はよい質問だと思いました。まあ全体的に肩すかしな発表で、Xi は伸びなやみとかのてこ入れをしようとして、入らなかった… みたいな印象の発表会でした。
さて、今回のケータイ会議的エントリは個人的には一番 iPhone とレベルの差の大きな文字入力の話題についてです。この文字入力まわりが1番androidを使っていてストレスなところです。範囲選択とかもそれなりに変ですが、キー入力がなかなか大変。
先に書いておきますと、フリック入力の操作自体は iPhone のが仮に100点満点だとすると、F-12C は感度調整して、60点くらいです。ATOKの変換がかしこいので、少しはストレス軽減されますが、それでも結構厳しいです。
私はフリック入力がタッチパネルで日本語入力するときに最良の入力方法だと考えています。ただし、慣れたらという条件付きで…。
この慣れたら…というのが重要な条件なのです。ですから、今までのガラケーというか普通のケータイから乗換えてフリックをがんばらない人は、ケータイ入力+手書き文字入力の組み合わせが一番よいであろうという富士通の心配りがされていて、初期設定はそちらです。
逆に、もうスマートフォン猛者みたいになってるひとは、別にフリックでいいと思いますですが、調整はしたほうが良いと思います。
F-12Cのフリック入力は微調整してちょうどいい感じにすべし - これからゆっくり考L
【F-12C】フリックを快適に|感度とガイドを調整 | 椿茶房
みんな書いてる通りですね!! 半分あたりのところがちょうど良い感じだと私も思います。あとは、キーサイズですが、私は大きくすることはあまりおすすめではなくて、標準か小さい方が打ちやすいと思います。この端末でも、やっぱり下の方から離れるとタップしにくいので…。
あと、椿さんが変えてますが、フリックのガイドは自分で触ってる所じゃ無い場所で表示が切り替わるレスポンスが、なんというか、直感的に気持ち悪い動作なので、フリックのガイドは私も切っています。キーボードの所ででるのは iPhone が特許とかいろいろおさえてそうですね…。
入力方法についてはこんな感じ。
まず、F-12Cは、こんな具合で4つの入力方法があります。
ケータイ入力はボタン連打する方式で、フリック入力はiPhoneとかでおなじみの方法、ジェスチャー入力というのは、富士通のタッチパネル搭載端末からついているあの方式です。REGZA Phone T-01CのATOK日本語入力は快適なんです (ちょっとしたTips紹介付き) | hey hey heydays* heydays さんとこに詳しいです。
普通に使うには、ケータイ入力かフリック入力かで使うのが標準かなと思います。それで、F-12Cはケータイ入力だけは操作がかぶらないので、キーボードの上でそのまま手書き入力が出来る機能がついています。
/ | ケータイ入力 | 手書き入力 | フリック入力 | 音声入力 |
---|---|---|---|---|
習得の手間 | ○ | ◎ | × | ○ |
入力の手間 | ○ | × | ◎ | 恥 |
繰り返しになりますが、慣れるとフリック入力は現状で最強の入力方法ですが、F-12Cのものは iPhone ほど出来は良く無いです。
なので、今までガラケーだった方は別に無理してフリック入力にしないでケータイ入力がよさそうに思われます。そのまま手書きも使えるので、
フリックなにそれおいしいの…な場合は、ケータイ入力+手書きのほうがストレスが無いような気がします。
逆に iPhone 使ったことがある人は感度を調節してフリックで使うべきかなと。ただ、フリックは iPhone よりは使いにくいです。
音声入力と裏技
逆に、音声入力の精度は iPhone より遥かに良いです。
しかも、音声入力切替ボタンはキーボードに
こんな具合にいつも表示されているので、この機能の助けを借りるというのは、ありっちゃありなんですが、こう入力するのにはなぜか、気恥ずかしさがついて回ります。
そこで、どうしてもキーボードがいろいろ許容出来なくて、音声で入力した方がときどきあります。特に住所の入力なんかは変換や認識の精度がいいのですが、打ちにくいので、大変です。ですが、気恥ずかしさがついて回ります。
そこで、F-12C でちょっとおすすめなんですが、野外などの場合は、「電話してるふりして音声入力をする。」というのが、地味に便利で、しかも気恥ずかしさをごまかせるので、裏技的におすすめですw。「電話してるふりして音声入力をする。」とかは候補で一発で出てきますしw
まとめ
- フリック入力が使えるなら、フリックがおすすめ。ただし感度やサイズは調整しよう。
- android端末のフリック入力はどうもいまひとつな感触なので、これからの人はケータイ入力+手書き の方がいいひともいると思います。ブロガーは一般的にネット中毒とかガジェット中毒だったりするので、折角のタッチパネルを連打するのはおかしいとかなりがちですが、機械のためにストレスをためて新しいことを無理に覚えなくてもいいと思います。あとケータイ入力のときだけ使える手書き入力は良いオプションですし。
- 「電話してるふりして音声入力」は持ってるとよいオプションだと思いますw。
と、いうわけで、フリック入力はもうちょっとがんばってもらえるとさらにうれしいという話題と、愉快な手書きと音声入力についてのエントリなのでした。