風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

感情が五線譜にのる

晴れましたが、寒いです。
サファイアさんが【 BBS 】にて、「時計じかけのオレンジ」について、
書いてくださいました。ありがとうございます。
バスに乗って、皆さんと一緒に帰ることができてよかったですね。
栗山さんがブログにUPしてくれたオレンジ色の空を小栗くんも見たのかなあ。
よかったです。
さてまだまだ続きます、「時計じかけのオレンジ」のお話(笑)。
小栗くんの舞台で、これだけ音楽が使われた舞台は、
初めてだったのですが、やはり音楽の力は凄いと思いました。
特にベートーヴェン「第九」は、物語の中にも重要な役割で出てきて、
そしてそれをベースに、いろんな感じで使われていたので、
舞台を観ながら、やっぱりベートーヴェンって凄いなあって思いました(笑)。
どんなにアレンジしても、そこにちゃんと輝くメロディというか、
素晴らしいです。
オリジナル曲は、こういくかな〜と思った音が、
この音で終るの?みたいなメロディで、音をとるのが難しそうで、
小栗くん、上手く歌っていたと思います。
当然ですが、俳優さんの歌、という感じですね。
歌に感情をのせるというより、感情が五線譜にのる感じ(笑)。
その中で、賛美歌は、賛美歌らしい素敵なメロディでした。
【 栗山絵美さんのブログ 】でも、賛美歌のことが書かれています。
“オレンジ賛美歌…大好き”と書かれていますね。
それで、昔々の話になりますが、
私は小さい頃「リボンの騎士」(アニメ)が大好きで、
私はフランツ王子がもちろん好きだったのですが、ヘケートが好きで、
亜麻色の髪の乙女に変身して、フランツと踊るところとか、
とっても切なかったんですよね(この頃から切ない系が好きです・笑)。
それで、その音楽を担当されていたのが、冨田勲さんで、
登場人物のサファイア、フランツ王子、チンク、ヘケート等、それぞれに、
テーマ曲があったのです。
実はそれを聴いて、ピアノで弾いて、
楽譜に書いていました(ちょっと危ない少女ですね・笑)。
というわけで、「オレンジ賛美歌」を、
もはや家具と化している(笑)ピアノの蓋を開けて、
覚えているメロディを弾いてみました(笑)。こんな感じ。
ラは低いラです。ドとファは#がつきます。
ラーレー  #ドレ ミーー (われわれは〜)

#ファーソー  ソ#ファミレ  ラレ#ドレ (薄い紅茶のようだ)
はい、そこ、笑わない(笑)。
しかもこれだけしか思い出せない(笑)。
その上、音符の長さも一小節のくぎりもわからないので、
覚えている方、音にのせてみてください。
このメロディだったと思うんですけど。
この旋律をもう1回繰り返して、それから「アーメン」の前の、
メロディがまたよかったんですよね〜。はっきり思いだせないのですが(笑)。
アレックスは囚人服を着せられて、いい子のふりをして、
聖書を手に神妙に歌っていて、すごく可愛かったですよ。
とてもいい声でした。もっと賛美歌を歌ってほしかったくらいです。
やはり小栗くんは声がいいというのは、大きな武器だと思います。
獣医ドリトル」で、石坂さんも口跡がいいと仰っていましたが、
舞台は発声法とか、歌を歌うのもレッスンがあると思いますが、
どんなに練習しても、声自体は変わりませんよね。
その声自体がいいというのは、俳優さんとして素晴らしいと思います。
蜷川さんも「間違いの喜劇」のパンフレットの中で、
「持って生まれた外観や声の良さ、品格などを大いに生かして」と、
仰ってくださっていますし、今回、そのいい声で、初めて、
舞台で歌を歌ったということで、大きな一歩ですよね。
松たか子さんはCDも出したり、コンサートもされたりしていますが、
大竹しのぶさんも、コンサートをされているのかな。
さい芸のアーツシアター通信の中で、「千の目」に大竹さんがゲストで、
いらっしゃったときに、「ヨイトマケの唄」(この曲だったと思いますが)を、
歌われて、一瞬にして、会場の空気を変えてしまったと書かれていました。
俳優さんならではの歌ってありますよね。
まさか小栗くんは、ソロコンサートとかはないと思いますが(笑)、
俳優さんならではの歌い方で、また歌声を聴きたいなあと思います。
また「オレンジの賛美歌」も聴きたいですね(笑)。