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京都美山発、みんなでお米を作ろう! 美山銀輪米プロジェクト

2013-05-06

田植えまでの道のり

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ずいぶんと苗も生長しました。
ビニールのトンネル内の気温をそこそこ高い状態に保ちながら、やっとここまでです。
田植えは予定していた五月中旬をあきらめ、5月末の美山ロードの前日にすることになりました。
自然相手は、予定が立ちにくいですね〜

今は日々、温度の調整をしながら子どもたちの苗を見ることと、
田んぼに水を入れて荒代掻きをすることくらいです。

湖ではないですよ。
これはみんなの田んぼの様子です。
今、美山町では、そこら中できれいな湖が広がったかのような風景になっています。

早く田植えがしたいですね。
がんばれ!苗たち。

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2013-04-19

発芽した!

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先週土曜に播種(種まき)してから、
温室プール内の気温を、15度以下にしないように、
そしてお昼はあまり暑すぎないように、
ビニールをめくったり、戻したり…。
ブラッキーさんの奥さんが細かく管理してくれて、
4日目くらいから
ぽつり、
またぽつり…。
そして、明日で一週間という今日のお昼に覗いたら!
わー!って出てました。
苗の赤ちゃんです。
ちょっと一安心。
さあ、どんどん伸びてくれよ〜

2013-04-13

今日は播種と看板づくり お米づくり第二回

先週土作りのために集まってはや一週間。
朝からビックリするくらい過ごしやすいお天気。
自転車の練習はまったくできてないけど、お米づくりはもう2回目に入ります。

今回の最初の作業はまず、前回作った土を、育苗箱にきれいに敷き詰める作業です。
いわばお米の敷き布団を敷く作業(by 本郷先生)
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みんな一生懸命箱に詰めていきます。
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板を切り出してスキージをつくってしっかり平坦な面を作ります。
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その土にしっかり水を含ませ、
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その上に5日間かけて水に浸けておいた発芽一歩手前の籾をまいていきます。
今回一箱に150グラムの籾をまきます。
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重ならないように、固まらないように慎重にまいていきます。
真剣です!
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上手くまけたら今度は、
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燻炭と土を混ぜたもので覆土していきます。
掛け布団ですね(by 本郷先生)
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まだまだ作業は続きます。
今度は育苗箱を並べる温室プールを作ります。
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きれいに掘った溝に黒いビニールを敷いて水を入れ、そこにさっきの育苗箱をならべていきます。
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並べ終えたら、スズメよけの網と

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保温のためのビニールと不織布をかけて完成!
苗になるまで温度を調整しながら約一ヶ月待つことになります。
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ここで休憩。
おやつの時間にでてきたのは、参加者のお母さんが作ってくれた、昨年収穫したお米から作った玄米パン
めっちゃおいしい! とみんな大喜び。
お米ができたら、パンも作れる! となんかわからんけど会場は大興奮。
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そしていよいよ今回のもう一つのイベント。
前回みんなで考えた田んぼの名前を、習字が得意な、まさきちゃん(小2)が書いてくれることに。
下書きナシの一発勝負!
ある意味、すごい度胸だぜ、まさきちゃん!
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その題字のまわりにみんなの名前も直筆で。
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そう、今年の田んぼの名前は、
「がんばっ田んぼ」
はっきりいってすごい良い名前です!
すでに過去形というのが気になりますが(笑)
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田んぼの畦に看板を立てて、
ウィーラースクール3号機に乗せてもらって、田んぼを荒起こし。
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これから一ヶ月後まで作業はないけど、いよいよ次は田植え!
泥だらけになりながら、がんばろう!
何キロ収穫できるか、楽しみです!

2013-04-10

2年めのお米づくり体験へ

昨年、大成功を収めた(であろう)ウィーラースクールin美山のお米づくりプロジェクト。
今年もまた始まりました!

本当は、朝からサイクリング教室があって予定だったのですが、なんということか爆弾低気圧により泣く泣く中止。
しかし米作りは屋内での作業だったこともあり、午後から小雨の降る中でも決行されました。
今年は全8家族、総勢30名以上という大所帯で行います。
初日は都合により参加できなかったご家族の方もいらっしゃいましたが、お気になさらないでください。
その分、田植えや稲刈りでしっかり働いてもらいますよってに。www

では、早速初日の様子を報告いたしましょう。

前回事前に用意していた土作りを今回は子どもたちにも体験してもらいます。
まずは、田んぼから持ってきた土を、ふるいにかけて、さらさらの土にしていきます。
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小一時間でご覧の通り。
これを次回の播種(種まき)に使う育苗箱に敷き詰めるのです。
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次に用意した籾を塩水に浸け、発芽が可能な籾を選ぶ「塩水選」を行います。
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塩水選を終えた籾は、今度は50〜60度のお湯の中に浸け約15分間の殺菌処理をします。
こうした工程では、消毒のための薬は使いません。
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温度管理がしっかりしないといけないので、子どもたちも真剣です。
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今年も和泉農事組合の本郷先生が特別講師です。子どもたちへの指導にも熱が入ります(?)
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そこまでの作業を終えたら、あとは発芽を待つだけなので、今回は新たにみんなで考えた田んぼの名前を書く「看板」を作ろうということになりました。
まずは看板の板を磨きます。
板の磨き方を教えてくれるのは、美山の木工作家であり、自転車がめちゃ速い、鉄の掟石田さんと、スーパー大工の崎野さんです。
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手で磨くと時間がかかるので途中からサンダーを使いました。
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今度は半分に切りますが、メジャーがないのでヒモを使ってどうやったら半分の寸法を測れるのか?
子どもたちだけで考え、解決します。
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印を付けて今度はのこぎり!
交代しながら必死で切ります。
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ご覧のように見事に切れました。
どんな名前が書かれるのでしょう?
それは次回のお楽しみ。
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最後はみんなで記念撮影。
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そしてお約束の、ブラッキーさんとこの鶏と戯れ、
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トラクターに乗って遊ぶのでした。
さあ、播種は一週間後の週末です。
今度は天気が良さそうなので、仕事が進むかも!?
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2012-09-30

米を育て、食す喜びを子どもたちへ。

刈り取りから二週間。
稲木に掛けられた稲の束はすっかり枯れた色になりました。

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この時点で籾の水分量(サンプル計測)は約14%。
最適な水分量は15%程度と言うことなので、少し干しすぎたかな?
今週は天候も良く、からっと晴れ上がった秋晴れが続きましたので、思いの外乾いたみたいです。
週末限定のこのプロジェクトは、ここ! というタイミングで作業が出来ないもどかしさがあります。
おまけにこのシーズン、運動会が目白押しで、参加者の中にも、稲刈り脱穀に泣く泣く欠席という方も多くいらっしゃいました。
自然相手の作業はなかなかに難しい!

さて、約5ヶ月のあいだ、全7回に分けて行われたウィーラースクール美山銀輪米プロジェクトも、この脱穀をもって最終回となります。
ウィーラースクールで美山に訪れ、午前中のスクールに出た後、午後から米作り。
時には天候、生育の関係で、翌週にずれ込んだりなど、イレギュラーな出来事も多かった中、
子どもたちは本当に毎回熱心に取り組みました。
(いや、毎回遠方より運転してやってきてくださる保護者の方がほんまは大変かと…笑)

今回は、種籾から苗を育て、おまけに無農薬、無化学肥料、手植えに手刈り、稲木干しという、ある意味、素人には暴挙とも言える米作りに挑戦しましたが、見事、この実りを時期を迎え、籾にして実に292kgという大豊作に至りました。

(参考)
今回の田んぼの広さは4アール。通常10アール(1反)の平均収量が籾にして640kgから換算して、720kg相当の籾がとれたことになり、約15%の増収となります。
今後、籾すりをして玄米になった段階で約7割の分量に減る上、なかには機械ではじき飛ばされる未熟なくず米というのもありますので、最終的には、約200kg弱が玄米の収穫量ではないかと考えます。
当初の予定では180kgあれば御の字だったので、今回はまさに大成功ではないかと思います。


脱穀のあと、ご近所の竈をかりて2升のお米を炊きました。
藁を燃やし、たき付けを入れ、薪で焚きます。
そして、つるつるぴかぴかに炊きあがったお米を、
まず子どもたちみんなで食べました。

彼らはそのお米になにを感じてくれたでしょうか?

お米は、一人では作れません。
お米は、多くの手間をかけて作ります。
お米づくりは、自然の摂理に則って行われます。
お米づくりは、作る喜びと、それを食す喜びを教えてくれます。

彼らの経験と心の1ページに、
半年間取り組んだ土と水との対話が、しっかりと刻み込まれていることを
願ってやみません。

最後に、参加者の方から寄せていただいたメールの一節を引用させていただきます(無断で)。

田んぼの勉強会が無いとき、自転車を乗った帰りに
田んぼをのぞきに行って、稲の成長を幸せな気持ちで
拝見させてもらっていました。
黄色い稲穂が風にそよぐ上を、トンボがたくさん飛び回って
本当素敵な景色を見せてもらいました。
子供たちにも忘れて欲しくない、日本の田園風景です。



ウィーラースクール 美山銀輪米プロジェクト 基本データ>
品種:キヌヒカリ
圃場:4アール(数年間耕作放棄地
栽培:農薬、化学肥料不使用
   手植え、手刈り、稲木干し
収量:292kg(籾)


それでは、脱穀から試食の様子をご覧ください。

今回、本郷先生が古い足踏みの脱穀機を持って来てくださいました。
子どもたちはそれを一人ずつ体験します。

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さあ、いよいよ脱穀機(ハーベスタ)の出番です。
さすが動力式だけあって、むちゃくちゃ早いです。

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切り刻まれた藁くずはみんなで田んぼにばらまきます。
自然界には無駄なものは何一つありません。
刈り取った稲も田んぼに「全量還元」するのです。


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最後はみんなで感想を話ながらの交流会。
地元の農家の方とも楽しいお酒を酌み交わすことができました。
皆さん、本当にお疲れ様でした。
このプロジェクトは次のシーズンも続きます!
(参加者募集!)

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