≪Kyoto MaGiC便り No.2≫「高橋真琴×verona その1」


さて、昨日は、「中原淳一×SOU・SOU」の第一回目の打ち合わせの様子をアップしましたが、今日は「高橋真琴×verona」の第一回目の打ち合わせの様子を報告しちゃいます!


時は、昨年の11月20日兵庫県西宮市、夙川駅の近くにある「ギャラリー小さい芽」。
高橋先生の個展が開催されている最中、veronaのデザイナーさんたちと見学も兼ねて打ち合わせに伺いました。


一枚一枚丁寧に描きこまれた画がずらり!ほぅ…と、見入ってしまいます…。
お洋服のディテールや、背景の木の葉、動物たちの表情、本当に細かいところまで描きこまれていて、何時間見ていても発見がある画です。



個展閉館後に、打ち合わせが始まりました。
「さて、どのウエディングドレスを再現しましょう?」
「これがいいと思いますが、どう?」「いや、これもいい。」「うーん悩ましい…」
どれも素敵なので迷いますね。




(左が高橋真琴先生、右がveronaのデザイナー新井美乃里さん)


さて、悩みに悩みましたが、再現する画が決まりましたよ!



このイラストの再現に取り組みます。わー!かわいすぎる!
フリルの膨らみやレースの細かさ!
こんなドレスを着て結婚するのは、乙女の夢ですね!



レースの見本帳などで、想像を具体的にしていきます。
「こんなに沢山レースの種類があるんだね〜!」高橋先生も驚きのご様子。
このレースの見本帳だけで、何時間でも時間を過ごせそう。



「よいものを作りましょう!」
最後は熱い握手で。
お二人はなんと同い年!喜寿を迎えられたとのこと!
年齢関係なく、作り続けるひたむきな姿勢は、互いに共通しています。
新井さんはウエディングドレスを手がけてこの道40年!プロ中のプロです。
きっと高橋先生の世界をあますとこなく再現してくれるはずです。
それでは、次のレポートもお楽しみに!


ちなみに、高橋先生の再現されるウエディングドレスの画は、
京都国際マンガミュージアムで開催中の「少女マンガの世界〜原画’(ダッシュ)10年の軌跡」展
にて、御覧いただけます。でも会期がなんと明日まで!涙


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(mochi)