≪Kyoto MaGiC便り No.3≫「嶽本野ばら プレイベント」


昨年の11月末に、中原淳一高橋真琴に造詣が深い作家の嶽本野ばらさんを迎えて、Kyoto MaGiCのプレイベントが開催されました。

■『嶽本野ばらと乙女の茶話会』〜中原淳一、高橋真琴を語る〜


黒いコートに黒のロッキンホース、頭にはネコ耳カチューシャ。
そんな野ばらさんを受付でお迎えし、打ち合わせで控え室に入られ、コートを脱がれた野ばらさんの出で立ちはマイクロミニ(?)丈のホットパンツ!
乙女職員1号も2号もその細いおみあしに目が釘付けでした。
全身のお写真がないのが残念!せめて上半身のショットです。



イベントでは中原淳一高橋真琴、両氏について、最後にご自身のファッションについてもお話頂きました。


中原淳一さんについては、野ばらさんが監修をした吉屋信子の小説の装丁にイラストを使用したり、ご自身の著書に中原氏の出版していた雑誌「それいゆ」にちなんだ「それいぬ」というタイトルをつけたり、関係性は深いです。中原淳一氏の歴史的な位置づけなども話してくださいました。



高橋真琴さんについては、ご自身の絵本「鱗姫」の挿絵を描いてもらっています。そのときの高橋さんが、お話に出てきたまずいジュースを実際に作ったという研究熱心な創作姿勢など、作者ならではのお話も聞くことが出来ました。



もちろんロリータについてもお話されていて、ひとからみて無駄なことに頑張る姿勢が大事だとおっしゃっていました。自身のネコ耳もイベントが始まる前につけたのではなく、家から着けて、そのまま新幹線に乗ってきたこと。そんな野ばらさんの美学もうかがえました。


現在夢中になっているアニメやアイドルのお話もして頂き、トーク幅の広い茶話会となりました。



野ばらさんはファンの方にもとっても優しくて、これからもたくさんの乙女が導かれていくと確信しましたよ。
館内でロリータファッションの可愛い女の子にたくさん出会えたことも眼福。
Kyoto MaGiCの萌芽を祝す華やかなイベントとなりました。


ちなみに、嶽本野ばら先生の最新作「桜の園」は読みましたか?
ライトノベル風の挿絵が入ったりして、
野ばら先生の新境地とも言える素敵な作品…。


なんと!マンガミュージアムでは2月11日(土)に、この桜の園」のサイン会を開催することが決定しました。
<サイン会の詳細はこちら>


こちらもお楽しみに!


(ino)