僕は友達が少ない×生徒会の一存

著/平坂読 イラスト/狗神煌、ブリキ レーベル/ドラゴンマガジン文庫

日本、いや世界を代表する至高にして究極のライトノベルレーベルであり電撃とかMFとかそんなカスどもなど足下にもおよばない我らが富士見ファンタジア文庫(以下略

僕は友達が少ない』――通称『はがない』。『生徒会の一存』シリーズと比べたらウンコみたいなものだが(中略)つまりパクリである。

ドラゴンマガジン2012年5月号付録の短編。生徒会の一存の杉崎鍵と僕は友達が少ない羽瀬川小鷹、二人の主人公が出会います。
前のアンソロジーノベル僕は友達が少ないゆにばーすの時にも思ったけど、はがない作者の自虐ネタは小ネタ満載でありながら本編の重要エピソードやセリフが絡んでいて、とても面白いと思います。クライマックスが近づいてきた本編の続きも読みたいけれど、短編やパロディももっと読んでみたい今日この頃。
ちなみに挿絵はありません。表紙のみ。

フルメタル・パニック!アナザー 3

著/大黒尚人 イラスト/四季童子 レーベル/富士見ファンタジア文庫

学園祭と、リーナたんとの仲直り。
紛争地帯で育ち身寄りのない自分とは違い家族と帰る家のある平和な人生を送っていた主人公に、軍人まがいの危険な民間軍事会社D.O.M.S.で、いきなり圧倒的なパイロットの才能を見せつけとられたリーナたんが、過去の境遇とかその才能etc...もろもろに嫉妬してしまい主人公とギクシャクして、最後は新型アーム・スレイブ同士で戦って分かり合う熱血ロボットバトルもの。
実際のところリーナの根本的なモヤモヤの原因は解決してないものの、主人公にお前がいるからここで戦うことに決めたんだと言われて胸キュン!はーとふるCafe、なんかこう全て吹っ飛ばしてラヴで解決するあたり、昨今のライトノベル事情を反映していると思われます。
その後いい感じのところで邪魔が入るも二人の距離が少し近づいて、主人公もデートに誘ったりとかなり意識してるような、まぁ何て言うかラブコメでした。ラブコメ力がゼロに近かった無印フルメタと違い、とても今風になったフルメタを見せてもらいました。
あと2巻で登場したツンデレ王子がレギュラー入り(しかも専用機と一緒に表紙)。主人公といざこざを重ねる中で次第に認め合っていきます。育まれる男の友情。
最後にヒロイン専用アーム・スレイブが登場。主人公の色違いですけど。リア充なアベックですね。
2号機と一緒に新型装備も到着したので次の巻でお披露目されるでしょう。その辺も楽しみです。
というわけでとても面白かった。
ラノベ好きならとりあえず読んで損はないと思います。
で、相良宗介マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

魔法戦争 1

著/スズキヒサシ イラスト/瑠奈璃亜 レーベル/MF文庫J

絵がエロい。とてもエロい( ・`ω・´) なんか記憶にある絵だなと思ったけどブログ内では引っかからなかったのでよくわかりません。ちょっとブリキっぽい雰囲気とかでそう思ったのかも知れません。目とか。
そして超絶シンプルなタイトル。魔法で戦争。野球でたとえるならど真ん中のストレート。
俺の妹がこんなに可愛いわけがないの大ヒット以降、ラノベ界で流行りに流行ってる説明文的タイトルを全否定するようなまさにシンプルイズベストなタイトルです。
と言うわけで読んで字の如く魔法使いによるバトルもの。なので全体的にちょっと暗い雰囲気です。なんちゃってバトルではありません。
あと学園物。普通の学校じゃないですけれど。並行世界の東京の魔法学校。
ヒロインの1人金髪ツンドラ幼なじみが敵に捕まって主人公の目の前でスカートの中に手を入れられて触られて弄られるシーンが、絵も相まってとてもエロかった(^ω^)フヒヒヒヒサーセン
しかもなんかその子を捕まえて持って帰ったら記憶改ざんして彼女設定にしたりできるらしい。いいと思います。ごめんね、ダメな大人でゴメンね。それでもボクは、自分の心に嘘がつけないんだっ! でも一般社会では言いません。拉致は犯罪ですしね。個人的に最近のオタクは前に出過ぎてると思います。ボクなんてお家に特典ポスター持って帰るときとか色々と隠そうと努力してるのに。でもポスターを隠そうとしてる袋がとらのあなのだったりするけどね!>_<)



ちなみにこの絵はブリキ絵ではありません。ブリキ検定中級に合格すると判別できるようになるらしいですよ?