こんな企画誰が通した?!〜末期戦少女を聞いてみたよ〜
さて、本日は先日購入したこのCDを聞いてみたわけなのですが。
いや、でも聞いてみるとかなりマヂで作りこまれているんですよ。これ本格的に調べないと分からないようなネタばかりですし。
ちなみに1トラック目のタザキ・ジュンコ海軍少将(第一艦隊司令・CV:小菅真美)のシチュエーション元ネタはヤマト沖縄特攻です。
ただ、なんか海峡突入とか被害担当艦とかの単語も聞こえるのでレイテ沖海戦も混じってるみたいじゃの。
実際のところ、勇者のごとく倒れる以外に方法はありませんから。
神々よ、感謝します。私は課せられた義務を果す事が出来ました・・・
2トラック目のイケベ・リョウコ陸軍中将(歩兵師団長・CV:一之瀬めぐみ)のほうも末期沖縄戦での無謀な反撃とかまたアレなシチュエーションが・・・
史実で言うと沖縄戦での八原参謀みたいな人ですね。
台詞集
もしこの陣地を出てしまえば、兵に身を守るすべはなく、敵の圧倒的威力を誇る火砲の前にみすみす命を散らす事になります。
参謀長、この通信機は壊れています。代わりの確保をお願いします。いえ、急がなくても結構。なんでしたらこちらを修理なさってはいかがですか?我が軍はただひとつの通信機さえ無駄には出来ませんので。
私が抗命してまで撤退したのは君たちを生き残らせるためだ・・・道連れにするためではないっ!
で、次の3・4トラック目(サトウ・マコト陸軍軍曹・テラダ・イツキ陸軍二等兵)なのですが・・・これですね、声優が清水香里女史と真田アサミ女史なのですよ。
どうしてもこう、シチュエーションがシグナムとヴィータに聞こえてしまって・・・
まぁ、なのは本編でもそういうシーンが無いわけじゃないですし。
次は5トラック目のニシクジョウ・サキコ帝国陸軍中佐(陸軍省作戦課・CV:仙川しのぶ )と7トラック目のナカマル・カオリ国家保安省中佐(督戦隊・CV:やなせなつみ)なのですが・・・この2人が実に好対照ですね。
ニシクジョウ中佐が「普通に逝っちゃった電波参謀」ならナカマル中佐が「自覚のあるおかしい参謀」って感じで。
ニシクジョウ中佐
一つ、お教えしましょう。連合の奴らは我々帝国人より遺伝子的に劣っており、長期の戦いに耐えられる人材が少ない、との研究報告が出ております!
たかだか物資量だけで敵戦力を推し測り、弱腰になるなど敗北主義者の所業です!
兵装が足りない? ここは戦場です、武器などそこらへんに転がっているではないですか!
ナカマル中佐
彼らの死を見せしめに即時攻撃を続行すべきです。
軍命令を履き違えていませんか?攻撃せよではなく、我々は死ねと命じているのです。
ただですね。個人的にはナカマル中佐の元ネタがちょっと謎ですね。ニシクジョウ中佐の方は終戦前に反乱起こしかけた人たちみたいですが。
次はナツキ・ヨウ帝国空軍飛曹長(防空戦隊・CV:中村恵子)ですね。この人はいろいろな元ネタが仕込まれてますねぇ・・・
「そんな攻撃に成算があるというのなら、ここにいらっしゃる方々がそれに乗って攻撃してみると良いでしょう。
私が戦闘機1機ですべて撃ち落として見せます」
芙蓉部隊の美濃部正少佐
「撃墜戦果100機以上、ただし撃墜された回数も十数回」
「片足が無くなりました」
ドイツの戦車撃破王ハンス・ウルリッヒ・ルーデル
「戦争が終わったら薬局でも」
「乗っていた飛行機の名前つけて新装開店」
ドイツの戦車戦エースオットー・カリウス
あの、ところでラスト近くの「緑十字機を落とさせる訳には行かない!」って・・・
多分あれですよ、厚木基地で反乱起きかけたんですよ。
さて、次は最後のクボ・アキエ海軍主計少佐(臨編陸戦隊隊長。CV:長嶋陽香)ですね。
シチュエーションも取り残された孤島で飛行機から機銃外したりとか手製爆雷を設置とか泣けてきます・・・
まぁ、ともかく一応全部紹介し終わったわけですがなんとここで恐ろしい事実が。