lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

手帳を変える。

学生時代は学校の手帳*1を使っていたのですが,仕事を本格的に始めてからは,入手しやすくて比較的安価な能率手帳エクセル(カジュアル)の紺色(ブルーグレー?)を使っていました。
当該手帳は,月の予定と週の記録をする箇所が別々になっているのですが,実のところ月の予定欄しか専ら使っていなく,随分長い間,週の記録をする部分を無駄にしてきました。最近は,その週の部分に特定のテーマでメモをする習慣ができ,割と無駄にしなくなったのですが,全体としてみた場合,手帳全体で使っていない部分が半分超でやっぱり無駄だよなと思っていました。
紙の無駄だけでなく,一定の期間同じ曜日時間帯で繰り返しの仕事=非常勤仕事がメインの予定をちまちま手書きで能率手帳に書き込むのが面倒くさく感じ,一時@niftyのメールアカウントに統合(付属?)されているカレンダーを試してみたことがあります。
しかし,半年ほどでギブアップしてしまいました。
非常勤仕事は単純な繰り返しではなく,間に祝日をはさんでいたりします。また,「××大○○学」などのように,学校名と科目名が表示されている状態で繰り返さざるを得ず,授業回数を併記できないのが不便だったのです。時間帯の指定も15分刻み固定で柔軟性に欠けました。
やっぱり紙の手帳(能率手帳)で管理するのがとりあえずの最適(オフラインでも見られるし)だと思ってあきらめていたのですが,マイカレンダーで仕事の混み具合を把握するという記事を読み,Googleカレンダーを使ってみようという気になっています。
と,いうのが,lionusにとっては定期的に繰り返す非常勤仕事および,学会や打ち合わせ,プライベート予定等の単発の予定に加え,自分の勉強や研究などプロジェクト的な事柄もあるからなのです。紙の手帳=能率手帳を使ったスケジュール管理では,非常勤仕事(繰り返し予定)と単発の予定は管理可能ですが,3つ目のプロジェクト的事柄に対しては不適というかお手上げ状態だったように思います。
ところが,上述の記事では「取引先ごと」に別々のカレンダーを作り,それらを一つのカレンダー画面に重ね合わせて表示することで,予定の混雑具合を容易に把握できることが示されています。このことは,lionusにとって,繰り返し予定と単発予定,そしてプロジェクト的事柄をパラレルに一覧できることとほぼ同意のように思えました。
早速,すでに持っているGoogleアカウントでカレンダーを作成し,繰り返し予定の設定も@niftyのものよりも柔軟性があったり,色々な面で使いやすいことを確認しました。
しかし,常にPCを持ち歩き&オンラインの状態とは限らない身には,やはり紙で予定を持ち歩く必要があります。
Googleカレンダーをどうやって紙化しようか・・・そこで考え込んでしまったので,ネット検索して何かいい考えがないかと調べてみました。
最初は,Googleカレンダーの「印刷」機能を使いプリントアウトしたものを持ち歩こうと思ったのですが,どうもGoogleカレンダー印刷機能は使いづらいように感じました。また,そもそも,A4用紙で印刷したものを持ち歩くことはオフ時の女子にとっては困難です(ハンドバックには入らない;ビジネスバッグを持ち歩いている仕事モード時には可能だけど。)。
色々調べているうちに,Googleカレンダーをかの有名な「超」整理手帳のフォームで印刷するファイル(Excel)を発見したのですが,どうもExcel2007ではうまいこと出来ませんでした。結構面倒くさい感じだなあと思ったので,もう画面ハードコピーをA4用紙に印刷してそれを使おうかと一旦は思いました。で,その印刷した用紙は「超」整理手帳のカバーではなく,A5バインダーを改造して無理やり使ってやろうとも思いました。
しかし,帰宅して再度検索してみたら,Googleカレンダーからデータを取ってきて、「超」整理手帳風のA4四つ折りスケジュールシート(PDFファイル)を生成するアプリケーションが提供されていることを知ったので,早速試してみました。
いやいや,すごいです。自宅PCにDL後,生成したPDFをプリントアウトしてみて,感動の余り思わず踊ってしまいました(←馬鹿)。福岡のどなたか存じ上げませんが,作者の方はホントに素晴らしい。一日あたり6つまでの予定という制限はありますが,「超」整理手帳本家のように,A4用紙に4週分の予定を整然とGoogleカレンダーから転記して表示してくれます。
いつの週をどこまで印刷するかの範囲は柔軟に指定できるので,予定に変更があればその都度印刷し直せばOKです。
これでGoogleカレンダーと紙の手帳同期の問題はほぼ解決するのではないでしょうか。

  • オンライン時にメール等で入ってきた予定をGoogleカレンダーに入力→プリントアウト→紙手帳差し替え
  • オフライン時に入ってきた予定を紙手帳に記入→そのままでもいいかもしれないけど,オンライン時にGoogleカレンダーに転記→プリントアウト→紙手帳差し替え
  • 確定していない予定は付箋で紙手帳に貼り付け→確定したらGoogleカレンダーに転記→プリントアウト→紙手帳差し替え

おおお,まだ実践していないけどうまくいきそうな気がとってもしますです。
あとは,とじ込むものをどうするか・・・「超」整理手帳そのものにするか,それともA5バインダーを改造したものにするか,はたまた無印良品チケットケースを流用するか,色々考えられますね。
無印良品リアル店舗と文具店を渉猟の上,検討してみたいと思ひます。

*1:随分前なので記憶があいまいですが,履修登録をしたら学校オリジナルの手帳をもらえていたような覚えがあります。

漫談ですた。

「人とシステムと脳」をテーマに、養老孟司氏が講演
ミーチャンハーチャン(ミーハー)であるlionusとしては,著名な養老孟司氏をリアルで(無料で)拝見できる機会は逃すわけにはいかず,申込して聴講してきました。
記事タイトル通り,漫談ですた。
確かに標題の「人とシステムと脳」というテーマを裏切るものではありませんでしたが,カルチャー(軽チャー)な感じで,知的風味をちりばめつつ落ち着きどころのない展開で,まさに記事タイトル通り「漫談」だったように思いました。
そもそもミーハー心が主な動機だったので,落胆はしませんでしたが,隣の熟年とおぼしき白髪女性は講演内容にはしきりとウケておられた様子だったし,意義は十分だったのかなという感もあり。
まあ,も一度,

唯脳論

唯脳論

を,読み返してみるのもよいかなとは思ひました。

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lionus個人としては,むしろ前座として出て来られた新設の人間システム工学科の川端教授のお話をもっと拝聴したかったかも。