lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

Cruising Tourに参加する

PHO14で昼食を頂いた後、Point Neuf駅へ7番の地下鉄で向かった。 チケット売り場で、予約番号を見せてチケットを発行して貰った。ちょうど船が来ていたので早速乗り込んだ。空は曇り空なので前方外にある席に座った。夏とは違い、年配の方が多かった。
船が動き出し、ツアーガイドによる解説が始まった。時々冗談を交えながら流暢に英語でも解説をしていた。パリ市内には37個の橋があるらしい。意外に少ない数である。パリへは初めて訪れた龍玖は、熱心に写真を撮っていた。そしてエッフェル塔に近づいた時にはとても感動していた。
気温も暑すぎず寒すぎず、クルージングには最適の日だった。

瑞麗さん、稽古をつけて頂く

パリへ向かっている途中、日本舞踊の先生から連絡があり、先生が滞在しているアパートメントでお稽古をして頂くことになった。インターコムがないため、中に入れないので着いたら電話を入れることになっていた。しかし電話はかけられないのでどうしようか、と思っていたら、ちょうどビルディングに入る人がいた。本当はいけないのだが一緒に入れてもらった。
ドアをくぐるとすぐに中庭に出た。中で佇んでいた怖そうなおじさんに、瑞麗さんにアパートメントの住所を見せて場所を訊ねさせた。部屋があるであろう3階に行ったが、番号が書いておらず、どこか分からない。耳を澄ませてみたらある一室から長唄が聞こえてきた。ここだ、と思いノックをしてみたら先生が出てきてくれた。
電話を入れることが出来なかった旨をお詫びした。普段はリビングとして使っていらっしゃるであろう部屋で、瑞麗さんは浴衣に着替え、お稽古が始まった。1時間近く先生はお稽古をしてくれた。少し明くる日の公演のお話しをしてお暇をした。

クロワッサンを買いに行き、財布の中身を打ち明ける

昨晩深夜にベッドに入ったので皆さんよく寝ている。このアパートメントにはインターネットが繋がっていない。メールチェックも出来ないし、トイレットペーパーを買いに行かなければいけないので出かけることにした。
ATMでお金をおろし、すぐにコートのポケットに入れた。その足でベーカリーへ向かった。クロワッサンを注文し、ポケットに入れてあった現金を出して支払いを済ませた。そのまま店を出て歩いていると、バッグが急に重くなった。なんだろう、と思って見てみると、財布が全開でバッグから飛び出していた。チェーンで繋がっているため、ぶら下がっていた。びっくりして後ろを見てみると、中に入っていたものがまとまって落ちていた。急いで拾い集め、トイレットペーパーを購入してから部屋へ戻った。
思いおこしてみて、日本の銀行のカードとクレジットカードが見当たらないのに気付いた。しかし、ロンドンに置いてきたような気もしていてよく分からない。アパートメントはインターネットが繋がっていないし、固定電話もない。少し残っていたSIMカードのクレジットは妹へのメールで使い切ってしまった。その状態でロンドンへ帰って来るまで過ごした。結局のところ、カード類はロンドンに保管してあったのだった。どうしてパリに行くとこんなことになるのか自分でも分からない。