格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC161:オッズ/予想と展望

5dimesより。

ラシャド・エヴァンス 1.80
ダン・ヘンダーソン 2.05

ロイ・ネルソン 1.39
スタイプ・ミオシッチ 3.15

ライアン・ジモー 1.40
イゴール・ポクライエク 3.10

アレクシス・デイヴィス 1.26
ロジー・セクストン 4.15

パット・バリー 1.83
ショウン・ジョーダン 2.00

ジェイク・シールズ 2.55
タイロン・ウッドリー 1.57

サム・スタウト 1.41
ジェームス・クラウス 2.75

ショーン・ピアソン 1.61
ケニー・ロバートソン 2.25

ローランド・デローム 1.53
エドウィンフィゲロア 2.50

ミッチ・クラーク 3.00
ジョン・マグワイア 1.36

イーブス・ジャボーウィン 1.29
ダスティン・ペイグ 3.50

メインで予定されていたバンタム級暫定王座戦・ヘナン・バラォン vs. エディ・ワインランドがバラォンの負傷で延期に。セミで予定されていたエヴァンス vs. ダンヘンが3Rマッチのままメインにスライドしている。
メインカードではもう1試合、ホジェリオ vs. ショーグンもホジェリオの直前の負傷により消滅。代役のソネンが戦うアイデアもあったが、ソネンが試合までにカナダのビザを取得できない見込みのため、このカードは8月に組まれることになった。元のカードはかなり豪華だったのだが、メインカードが2つも消えてしまい、ナンバーシリーズだが注目度が低いイベントになってしまった。
メインはランキング3位ダンヘン vs. ランキング6位エヴァンスの初対決。MMA界の山本昌・42歳のダンヘンはJJとのタイトルマッチを負傷欠場後、1年3ヶ月ぶりの復帰戦でLyotoと対戦。年齢とブランクが不安視されていたが、判定負けしたものの攻め込まれる場面はなく、ダンヘン幻想が消えることはない試合だった。対するエヴァンスは、JJとの先輩後輩対決が1年以上引っ張られた末、試合はフルラウンド一方的に攻められ完敗。次戦のホジェリオ戦では事前オッズでは優勢だったものの、消極的なジャブの打ち合いに終始し判定負け。まだ33歳だが、なんだかあまり元気がない。3連敗してしまうと、同い年で同じ元TUFウィナー&LHW王者のグリフィンと同じく引退説が出てきてしまいそう。オッズは僅差でエヴァンス。打撃戦だと一発があるのはダンヘンだが、3Rマッチならエヴァンスが凌ぎきるか。
セミには王座戦消滅で急遽招集されたロイ・ネルソンが登場。4月27日のUFC159でシーク・コンゴにKO勝ちしたばかりだが、約1ヶ月半のインターバルでの出場に。相手のミオシッチは前回のシュトゥルーフ戦でKO負けして総合初黒星。実力の底を見せてしまった。シュトゥルーフ戦ではタックルには行かず、打撃戦の上KOされたが、シュトゥルーフをKOしているネルソンが相手だとさすがにテイクダウンで攻めるだろう。ミオシッチが漬け込んで削って勝つか、ネルソンがKOするか。下になった時のネルソンの寝技も見てみたい。
前座ではかつてのStrikeforceミドル級王者でダンヘンをも下しているジェイク・シールズがひっそりと登場。UFCではGSPに破れ、エレンバーガーに秒殺され、秋山には勝ったがミドルに上げたエド・ハーマン戦では地味に漬け込んで判定勝ちして、ようやく本領発揮と思いきや、ドラッグチェックに引っかかりノーコンテストになってしまった。今回は再びウェルター級に戻しての試合。迷走している。
相手のウッドリーもStrikefoceのベテランで、ポール・デイリーや最後の王者・タレック・サフィジーヌにも勝っている。2月のUFC初戦は36秒KO勝ち。オッズでシールズがアンダードッグなのが意外。
16日朝8時から第1試合開始。速報します。