死ねばいいのに


色々と否定的感情のあれこれを自己批判することは求められるべきものだろうとも思うし、憎しみと怒りを峻別する原則的な分別は持ってしかるべきだとも理解しているし、たとえ何ほどの不快感をもたらそうとも直接的な帰結であるところの感情的行動は慎まれるよう要求される状況というのがあるということも十分承知しているけれども−−あいつらだけは、だめだ。

どうやっても、無理だよ。憎しみだか怒りだか知らないけど、本気で涙が出るくらい不愉快な気持ちになったのなんて数年ぶり。


出先で時間ないから手短に。


本日(7月5日)の札幌におけるサウンド・デモにて、トラックの荷台にいたDJ二名と運転手の人がパクられました。僕自身はちょうどトラックの真後ろくらいにいたのですが、突然−−とはいえ、何度かトラックにちょっかいを出そうとはしていた−−機動隊どもが割って入り、トラックを防護盾で完全に包囲、参加者から遮断しました。はじめ何かが起こりそうなのかとも思いましたが、そのときにはすでに運転席から運転手の男性を引きずり出そうとしていたようです。荷台のDJが騒ぎ、カメラを向け、それに気づいた参加者や囲んでいたジャーナリストたちが一斉に運転席へ近寄ろうとしましたが、オマワリどもの壁は崩れず、それどころかDJ二名まで拉致されました。


直後に聞いたところによると、運転手に関しては運転席の窓ガラスを割って、無理やりこじ開けたとのこと。それで、逮捕理由が公務執行妨害だと。なんだ、それは。こっちは本来しなてもいい許可申請までしてやってるんだぞ、カス。死ねよ。というか、公妨ってなんだ。とりあえず、さっき警察署に弁護士を派遣した救対の人の話によると逮捕者は四名、上記三名に加えてロイターのジャーナリストも持っていかれたとか。


一応、デモ後の動きも。デモ終了後、有志で警察署に抗議に行こうと「素人の乱」松本氏が呼びかけ、ぞろぞろとトラック周辺に固まっていた有象無象が徒歩で移動、警察署で声を荒げて騒ぎまくる。「オマワリ死ね」とか「仲間を帰せ」コールが飛び交う。やがて、一応のけりをつけて近くの公園へ。


みんな、ストレスと不満が貯まりまくっていたところに、馬鹿の右翼が街宣車でやじりに来たので、とりあえずからかう。一人が右翼の車に(?)ついてた国旗を奪ったので、背後をつけていた公安が介入。機動隊が即座にやってきて、右翼と我々の間を分断する。まあ、相当不快感が貯まっていたので、沿道から散々罵倒と非難をなげつける。途中で「オマワリ帰れ」コールも。外国人参加者はほとんどマジギレ(日本人参加者もかなりキレてたけど)。



まあ、そんな感じ。


救対費用のカンパしてきたけど、今度の給料日にもう一度カンパする予定。ほんとはそれまでに出てこれるのがベストだけど。経験者いわく、街中であれだけ強引に持っていったのはここ最近見たことがないとのこと。現地近くのキャンプとかのデモはもっと厳しい弾圧があるのかもしれない。


とりいそぎ。



札幌中央警察署は不当逮捕した以上四名と昨日の逮捕者も合わせて、即座に釈放しろ!!*1

*1:あと、オマワリは全員首吊ってく早く死ね!!